見出し画像

「嫌いな人の良い所を探してみましょう」→えっ

生きていると、苦手な人・嫌いな人が出てくる事は避けられない。
好きな人よりも数が多いかも知れない。

そういう人達と上手くやって行く為に、
「嫌いな人の悪い面ではなくて、良い面を探してみましょう」と指南する言葉がある。

ただ嫌うのではなく、長所を探して理解を深めようとか、嫌いになる要素を少なくしようとかあるのだろう。
嫌いになる要素が減ったり、尊敬する点が増えれば精神衛生上とても良い。
嫌っているのを見せずにいかに上手くやるかに疲弊しなくていいし、近い場所で嫌い続けるのってエネルギーがいる。

…だがしかし、そんなに物事は上手く行かない。1度「嫌だな」と思ってしまうと嫌悪感がなかなか消えない。「自分に害を与えるかもしれない」と本能的に認識してしまっているのだ。

ドラマや漫画みたいに、衝突したり殴り合いで仲良くなるとか、最初はいけ好かなかったのに、いつの間にか好きになっていたなんて経験が無い。現実にそういう経験がある人も居るのだろうが、私は多分無いだろうなぁ。

1度無理と思ってしまったら、好きになる余地は無い(私の頭の中では)
極端な生き方だと思うし、良い所を見ようともしないなんて寛容さが無いし、頑固だし…そんな自分を微妙に感じてしまう瞬間もある。
よく良い所を見ようとか記事見るけど、みんな素直に出来るものなの?そんなに大人の対応出来てるの?それが出来てたら、人間関係拗れて退職しないよね?多分。
バワハラ上司の良い所をみんな見れるの?

そこまでして歩み寄りしませんけどね!
無理に好きになろうとしたり苦手意識を克服するよりも、嫌いと言う感情を認める方がしっくり来る。

出来るだけ接点を持たずにやり過ごすのが1番現実的だ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?