毒ご飯

毒にご飯と書いて毒ご飯です 披露する予定のないコントを連ねたり、独り言を言ったりします…

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毒にご飯と書いて毒ご飯です 披露する予定のないコントを連ねたり、独り言を言ったりします 構成作家志望の大学生です

最近の記事

友達の単独ライブを制作した話

2024年9月11日 水曜日 晴れ 絶好の単独ライブ日和だ。 18時20分 30人以上の観客が次々と広いホールに入ってきて、だんだんと賑やかになっていく。 音の反響がどんどん無くなっていくのが舞台裏からでもわかる。 会場内には開演前BGMとして、 スーパーカーの「cream soda」が流れている。 私が日本のシューゲイザーを中心に構成したプレイリストだ。 裏方とはいえ、ライブ本番への緊張で背すじが伸びる。 演者の2人はもっと緊張しているのだろうか。 18時35

    • すごい速さをTikTokで流行らせたのは僕です

      この話はノンフィクションです。 2024年5月、andymoriの楽曲「すごい速さ」がTikTokで流行し、ネットニュースになった。 疾走感のあるAメロに合わせて、今日のコーデを回転しながら紹介し、ポーズを決める。 キャッチーなリズムと、誰にでも真似して撮影しやすいフォーマットが若者の間で流行ったのだろうが、TikTokというコンテンツで10年前に解散したandymoriの楽曲が流行るなんて事、誰が予想出来ただろうか。 Twitterでは、 「TikTokでandym

      • 『お笑い好き』の呪い

        お笑いの賞レースを見たあとは、noteで色んな人の感想をひたすら見るのがすごく好きだ。 お笑い好きは、お笑いが好きじゃない人に比べて『物事を面白がる才能』があるのだと思う。 お笑いが好きじゃない人に好きな芸人さんのネタ動画を見せて、自分が思ってたよりも笑ってくれた時が1度でもあっただろうか。 お笑い好きじゃない人は、テレビで賞レースをたまたま見ても「最近の芸人はつまらんのばっかりやなあ」とかつぶやく。自分が面白がれてないというだけなのに。 よっぽど面白くない芸人ならま

        • 悪口英会話

          みなさんこんにちは。悪口英会話教室へようこそ。 日常生活を送る中で、どうしても合わない人っていますよね。話が合わない人と会話を続けるのは、精神衛生上かなり良くないことです。 話や趣味が合わない人に文句、悪口を言いたいけど、決して揉めたいわけじゃない。そんな時ありませんか? 当教室では、悪口を専門とした英会話の例文を紹介します。 話題の途中でいきなり差し込んでも、相手は「え?」となるだけ。『なんでもないよ』と誤魔化し、自分はスッキリ。 そんな便利なフレーズを今回は、

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          文藝コント「100ボケ100ツッコミ」

          「では、共演者の方が来るまでこちらの楽屋で待機お願いします」 『はい!分かりました!!』 はあ。1人での初テレビ仕事めっちゃ緊張する。 なにもかも初めてだし。1人だし。 ここが楽屋かあ、思ってたより広いな。 観葉植物とかも沢山あって、どこか見覚えがあるような…?想像の楽屋よりもトーク番組のセットっぽい感じ? テレビの楽屋ってこんな感じなのね。 より緊張しちゃうな… あんまりキョロキョロするのもアレか。 あ、お水とかある、飲んどこう。 え、お菓子もある! で

          文藝コント「100ボケ100ツッコミ」

          文藝コント「ダウ90000」

          「そんな大したもんじゃないよ」 「いや凄いよ実際。久々に会ったらもう立派なテレビマンじゃん」 「すごいよね」 「やめてよ」 「高校の時はこうやって26歳にもなって3人で集まるなんて思ってなかったよな。あのさ、テレビ業界って結構ブラックって聞くけど実際どうなの?」 「昔に比べたらだいぶマシになってるらしいけどね」 「ねえ、ADってなんの略?」 「ADはね、アシスタントディレクター。結構雑用多めだけど勉強にはなってるよ」 「ホントすごいよな。え、どんな人と仕事して

          文藝コント「ダウ90000」

          どうしよう、俺は俺の事を好きな人が好きだ

          21年生きてきて完全に分かった。僕はデンジだ。 家族に愛されて生きてきたのと、デビルハンターになっていない部分が違うだけで、完全にデンジだ。 だってイヌ好きだし。 21歳にもなって僕がイヌアレルギーだった事が発覚した話はさておき、僕は僕の事を好きな人が好きだ。 思えば初恋も受け身だった。小中学生ならではといえる友達の「アイツお前のこと好きらしいよ」にまんまと意識させられ、あっという間にその子のことを好きになってしまった。 大学に入るまで、恋が成就するまでの順序は全て、

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          失恋ソングを聴くことは、僕にとって失恋より辛いことだ

          失恋ソングというジャンルを軽蔑している。 令和に溢れるインディーズの女ウケバンドの事を心から下に見ている。 一概には言えないが、Saucy DogやNovel Bright、男SSWが路上で固定の女ファンに囲まれて歌っているような音楽のことを僕はカルチャーとして認めていない。 セトリの紙をもらってインスタに写真を上げたい女たちでいっぱいのライブハウスバンドなんてもう論外だ。 確かに、サブカル女子達に刺さるメロディを作れるのは才能だと思うし、楽器が出来るのはすごい。 しか

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