レヴュースタァライトを象徴するデザインとは
先日「ロンドロンドロンド」のロゴが光円錐(こうえんすい)を表しているのでは、という考察ブログを拝見しました。
素晴らしい! なるほどー、と思いました。
過去円錐の外側って「選ばなかった過去たち」なのでしょうか。
では未来円錐の外側は「こぼれてく未来」ってこと?
「笑えている未来」とは未来円錐内の出来事?
など、いろいろ考えられて楽しいですね。なので、このデザインについて少し書いてみようと思います。
作品を貫く基本デザイン?
このデザイン、どこかで見たような…スタァライトは繰り返しテーマを提示して見る側に刷り込みを行うのが得意です。きっとどこかで、、、
ありました。これまでのポスターやパフレットで多用されているシンメトリーなグリッドデザイン。完全なシンメトリーデザインは避けられる傾向にありますが(知らんけど)、あえて使うことにより強い主張力を持たせているのでしょうか。まさに「私に見惚れろ!」です。
このデザイン、他にも「アタシ再生産」のロゴやキリンの尻尾に結ばれたリボン(ReBorn?)とも共通していて、作品の根底を流れる「再生産のデザイン」とも言えるかもしれません。(注:勝手な解釈です)
そう、光円錐は過去を燃やして未来を生産するデザインなのです。
また「再生産のテーマ」が音楽面でこの作品を貫いている事と、この「再生産のデザイン」がデザイン面で対になっており、非常に興味深いですね。(注:またまた勝手な解釈です)
ロンドロンドロンド
ところで上のロロロポスターデザイン、再生産の要素に少し無理がありますね(笑)。特番だったか何かでネタバレを見たのですが、これは大場ななの映画なので「7」と刀(輪と舞)が前面に出ているのではないでしょうか。
影に隠れるななが怖い…でもちゃんと「9」が救ってくれているようでもあり泣けてきます。
以上、再生産のデザインという視点で考えてみましたー。
追記 劇場版ブルーレイのデザインについて
書いているうちに劇場版ブルーレイのケースデザインも公開されました!列車の車輪が進んでいるような盤面デザイン、砂漠を走る9人の吹っ切れたような笑顔。自然と涙が出てきますね。レイアウトデザイン上のメンバーの組み合わせについては様々な考察があります。
なんだか難しい組み合わせですよね。そうなんです。
これまでのカップリング(執着)から解放された組み合わせ
だと思いました。いかがでしょう?
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