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小さな声に耳をすませて。ポエトリーリーディング配信ライブします。

東京の東側、江東区・深川というところに住んでいます。この町で暮らしながら、ポエトリーリーディング を通じて世界と交流していきたい、そんな願いを込めてPoetry Reading Tokyo という屋号を持ちました。

これまでは単にFacebookページがあるくらいだったのですが、2021年夏の終わり、ポエトリーリーディング の配信ライブイベントを企画しました。

国内、海外のアーティスト10名によるポエトリーリーディング配信ライブです。

2021年9月4日(土)19:30開演
ポエトリーリーディング 配信ライブ

Tokyo Poetry Crossing
〜Small planet, Tiny Voices〜

【出演】(順不同・敬称略)
高橋久美子(作家、詩人、作詞家)
文月悠光(詩人)
平川綾真智(詩人)
石渡紀美(詩人)
ジュテーム北村(オープンマイカー)
FUNI(ラッパー)
Vasan Sitthiket ワサン・シティケート(現代美術家)
Rory Breaker-Morant ローリー・ブレイカー=モラント(詩人)
Zohab Zee Khan ゾハブ・ズィー・カーン(詩人)
Jyb Slamlitt ジブ・スラムリット(詩人)

司会:胎動LABEL・ikoma、村田活彦
<アーツカウンシル東京 2020年度Tokyo Tokyo FESTIVAL助成事業>

いまこそ聴いてほしい、国内外のアーティスト10名。
ポエトリーリーディング が好きな方も、ふだんは詩や朗読に縁のない方も、この困難な日々を生きるすべてのひとに。

オンライン視聴チケット:1,600円
Peatixにて発売中!

リアルタイムと2週間後までのアーカイブ視聴が可能です。

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Tokyo Poetry Crossing 〜Small planet, Tiny Voices〜 開催にあたって

少し長くなりますが、このライブを企画した経緯をご説明させてください。

パンデミックにより、この小さな星の上を自由に旅することができなくなってしまいました。コロナ感染拡大とそれに伴う多くの困難に、多くの人が悲しみを抱え、とても疲れています。

この夏にはまた、東京オリンピックがありました。いまは(2021年8月26日現在)パラリンピックが開催され、選手それぞれに多くのドラマが生まれています。

アスリートたちの活躍に敬意を表しつつ、ひとつ気になっていることがあります。それは大きな祭りやコロナ感染拡大という大文字のニュースの陰に、受け取られることのない小さな声がたくさんあったのではということ。

大きな物語に回収されえない個人の声に、いまだからこそ耳をすませたい。そんなとき、詩の言葉だからこそできることがあるのはないか。

私は昨年、アーツカウンシル東京の2020年度助成金交付を受け、ポエトリーリーディングによる国際交流イベントを開催する予定でした。それがコロナ感染拡大によって延期となり、さらには開催そのものを断念しかけていました。しかし上のように思い至り、タイトルや内容、規模を変更してこの配信ライブを決めました。いま、できる限りのことをしたい。

この小さな星(Small Planet)のうえ、小さな声(Tiny Voices)が交差する(Crossing)ひとときをつくりたい。タイトルにはそんな思いを込めました。

国内外の詩人、言葉に携わるアーティストにお声かけしました。それぞれの場所から言葉を届けていただきます。ひとりの個人がひとりでマイクの前に立ち自身の声を伝える、語る、うたう。そのこと自体がとても意義あることだと考えています。

あなた自身にとってかけがえのない詩、言葉、声との出会いがありますように。

2021年9月4日(土)19:30開演
ポエトリーリーディング 配信ライブ
Tokyo Poetry Crossing
〜Small planet, Tiny Voices

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