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娘に学ぶ博多弁

こどもの順応力はすさまじい。

ひと月ほどの自宅保育中、それまで仕入れていた博多弁もすーっと抜けてほぼ標準語になっていた3歳の娘。だが保育園通いが再開するとすぐ、ことばに変化があらわれはじめた。

むしろ転園して大規模な園になった分、先生やお友達も増え、その変貌は以前よりもはっきりとあらわれている。

「ママー! 見とって! 見とってね!」

つい最近まで「見てー!」または「見てほら!」だったのが、いまやもうこの一択である。帰宅後は毎分毎秒、「ママ!」か「見とって!」のどちらかを叫ばれている気がしてならない。

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どうでもいいことをすごくしんけんに書いています。

<※2020年7月末で廃刊予定です。月末までは更新継続中!>熱くも冷たくもない常温の日常エッセイを書いています。気持ちが疲れているときにも…

自作の本づくりなど、これからの創作活動の資金にさせていただきます。ありがとうございます。