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へたでもすきなものはすき

あれ、7月に4連休なんてあったっけ。直前になってようやくその存在に気づいてしらべたら、これをアップする金曜日は「スポーツの日」らしい。

しかもオリンピックの開会式が予定されていたからという理由で、本来10月にある祝日を、2020年は7月に持ってきたというではないか。えっ、祝日の扱いってそんなカジュアルなん。ひょんなところでフットワークの軽さ見せてくるやん日本国。

祝日を10月から7月に貸し出し。そしてオリンピックが延期になったいまも、混乱をさけるため、今年のスポーツの日は7月のままになっている。

かつ、新たにオリンピック開催予定となった2121年もまた、「スポーツの日」は7月に貸し出されるようだ。なんと寛大な10月であることよ。

さて「スポーツの日」である。

せっかくなのでスポーツにちなんだことでも書ければと思ったが、思案して5秒ほどで気づく。残念ながらわたしにスポーツにちなんだ話題などないのであった。

運動神経は兄にすべて吸い取られたのだと思う。彼はサッカーにバスケにと活躍する青春時代を送っていたようだが、一方でわたしは吹奏楽に合唱にと、ザ・文化部としての人生を歩んできた。

スポーツの思い出と言って思い出すのは、だいたいが体育の授業。しかもドッジボールで逃げまくるとか、バドミントンやテニスではまず空振るとか、そういう残念な記憶ばかりである。あとはバスケットボールで指を骨折したとか、もう思い出すだけで痛い、いろいろと。

いや、そうはいっても何か、何か楽しい記憶はないだろうか。そう思ってさらに記憶をたどると、見つけた。こんなわたしにも、嫌いではない運動があった。ふたつ。

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どうでもいいことをすごくしんけんに書いています。

<※2020年7月末で廃刊予定です。月末までは更新継続中!>熱くも冷たくもない常温の日常エッセイを書いています。気持ちが疲れているときにも…

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