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背中を押すんじゃなくて、背中をさすってあげられる人でありたい。

あんなに心の支えだったアーティストの言葉や好きだった偉人たちの名言が刺さらなくなった。

もうここ数年の出来事。


「何度もリピートしたバンドマンのMCも」

「美しい景色と一緒に書かれた名言が載っている本も」

「この言葉が好きと書いていた自分の日記を読み直しても」


全部、今の自分には刺さらない。
....心が枯れてしまったのだろうか。それとも年齢のせいなのだろうか。
原因が分からなくて、何度も何度も読み直すけど、全然刺さらない。

あんなに好きだったのに...

彼らに憧れて、時には「どうして自分には出来ないのだ!」と勝手に悔しくなって、次の日のモチベーションに繋げていたはずなのに。


戻らない感性に、しばらく落胆とため息が止まらず。。


じゃあ、それなら今だったらどんな言葉が刺さるんだ!

そう思って、今の曲も昔の曲も、名言の本も、雑誌やまとめサイト、誰かも分からない人の言葉も集めまくった。

自分の胸が動くこと

それを自分の指針においておく。

そうやって、多くの言葉に触れることで、自分の中で気づくことがあった。


強いメッセージに疲れてしまう


・頑張ろう

・転んでも、また立ち上がればいい

・夢に向かって生きていこう


いい言葉で、励ましてくれる言葉だけど。
どうも今の自分には、ちょっと違った。

人から見たら大したことがないのかもれないけど、
この歳になるまで、食欲がなくなるほど辛いことや、不安で眠れなくなる夜を何日も超えてきた。

そんな日々を繰り返していく中で、明るい言葉、前向きにさせてくれる言葉だけでは、一歩を踏み出すことができない事も知った。知ってしまった。

転ぶ度に擦り抜いてきた傷は完治しても、傷跡として残り続けること。


きっと、偉人やアーティストはこの経験を超えてなお人々を鼓舞できるんだと思う。本当にすごい。


だけど、今の自分にはどうしてもそれはできない。
それよりも、大変だよなって横で話を聞きたい。

迷惑かもしれないけれど。


背中を押すんじゃなくて、背中をさすってあげられる人でありたい。


なんてことを思ってる。
時間が経って、昔好きだった言葉も、また「そうだよな」て聞けるように。


最後まで読んでくださりありがとうございました。





最後まで読んでくださりありがとうございます。この記事を見つけてくれてたこと嬉しく思います♪