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『「できる」理由を探す』 てくてく通信+🎈 #74

こんにちは、英会話Oneのただともこです。読む瞑想マガジンへようこそ。
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あなたの毎日の底に静かで気持ちのいい音楽が流れますように。


できる理由を探す

秋がやってきました。ここ数日仙台はぐっと寒くなりました。いつもよりは少ないですが、河原でいも煮をしている人たちも見えます。もうすぐ金木犀が咲くんじゃないかなと思います。日本の四季は本当に豊かですね。皆さんのところはどんなですか?

今日は理由の話。

私は、この仕事を始めるときに、いくつかの自分の初期設定を書き換えました。それと同時に、心がけてやっていることがあります。それは、できない理由を探さないということです。例えば、午後7時に突然ワインが飲みたくなったら、ちょっと面倒でも、買いに出かけます。それが、身体が欲していることで、私にとって必要だから、他に誰もやってくれなかったら、私が私のためにそれをやります。それをやらない理由はいっぱいあります。雨が降っているとか、ちょっと遠いとか、めんどくさいとか、明日買い物に行くからいいやとか。でもそれよりも、「今、私がワインをどうしても飲みたい」ということを私は優先させます。そのほうが、ずっと私にとって大事なことだからです。

人生に受け身な状態でいるとき、新しい挑戦が目の前に来ても、ついできない理由を探してやらないことを肯定する自分がいるときがあります。前述の状態で、すごくいっぱいいっぱいな仕事をしていたら、ワインを買いに行くのはむつかしいです。でも、そうやって自分にないがしろにされた自分は、そのことを覚えているので、次に何かやりたいとわくわくが沸いてきたときも、「どうせ、叶えてもらえないんだろう」と拗ねてしまいます。そうするとわくわくすること自体が減ってきます。それは、つまらない人生です。少なくとも私にとってはそうです。

友達を見ていても、周りの人を観察していても、とても多くの人が、「できない理由」を探して、やらない口実にしている場合によく出会います。改めて指摘したりはしませんが、そういう場面を見ると、私の魂ががっかりしているのを私は感じます。やみくもに何もかもに挑戦するのがいいとは思いませんが、少なくとも今、自分が本当にやってみたいことを、理由を探してやらないことにするほど、楽しくないことはないと私は思うからです。

例えば、ノルウェーに行こうとRisaさんが思います。それについて、いろんな人がいろんな意見を言ったそうです。その中には、「どうせ行かないんでしょ」というものも複数あったといいます。他人の夢なのに、どうしてそんなことが言えるのか、私には想像するしかないのですが、Risaさんはそういう人たちの共通点として、外国に行ったことがない人たちだなと思ったそうです。自分が外国に行ったことがないからといって、他の人がいけない理由にはならないのに、この人たちは丁寧に、他人に対してまで「できない理由」を探してあげています。嫉妬や妬みや心配から発生したおせっかいだなと思います。

自分自身と丁寧に向き合っているとき、私はよく、わくわくを丁寧に感じて下さいと言います。わくわくも感じられない時は、休んでくださいと言います。自分が丁寧に自分の気持ちを扱ったら、他人もそれと同じくらい、丁寧に自分の気持ちを扱ってくれるようになります。少なくとも、誰かに自分の雑に扱われたとき、気が付くようになります。その人にそれを伝えたり、距離を取ったりすることでそういう場面が少なくなっていきます。そういうわくわくを感じることを一番阻むのは、「できない理由」を探す習慣です。

できない理由なんて、世の中に腐るほどいっぱいあるのです。今、幸せそうに生きている人たちを観察してみてください。そういう人たちは決して他の人に自分のことを幸せにしてもらって満足という人たちではないと思います。よーく観察してみてください。その人たちは何を元に、行動していますか?何を感じて行動を決めていますか?その人たちの口から「〇〇〇だからできない。ごめんね。」という言葉を聞いたことがありますか?もしそうだとしたら、その人たちが何か断るとき、代案が出てないことがありますか?

幸せそうに暮らしている人たちの周りにも、できない理由はいっぱいあります。ただ、その人たちには、できる理由も同じくらい見えています。自分がやらない理由を考えるのではなく、自分がやれる理由を考えているのです。できない理由を探す人たちは、できない理由は自分の外にあると勝手に思い込んでいる場合も多いです。そして、自分ができないことを他人のせいにするのです。仕事があるからできない、子供がいるからできない、時間がないからできない。お金がないからできない。他人のせいにした時、自分は責任を取らなくていいので、もやもやしても、負担には感じません。それは、そういう人生を無意識に選んでいるということです。そういう時、「あなたのために〇〇してあげているのに」という言葉がとても簡単に口をつきます。「あなたのために」は、世界で一番美しくない言葉だと私は、大島弓子さんと同じように思います。

先に出てきたRisaさんのノルウェーに行くことだって、ひとつひとつ順番を追って、やることを積み重ねていったら、必ず実現可能なことです。でもそれは、全部自分の責任でやらなければいけません。結果も、失敗も、成功も、自分で引き受けるしかありません。でも、私はそれが生きるということだと思います。誰かのせいにして、できない理由を探しているより、たとえ失敗しても、ずっとのびのび人生を楽しんでいる状態だと思います。だから、私はそういう人たちを応援します。そういう人たちには、何かを乗り越えて、自分にとっても、他人にとっても素敵な時間や物や関係を創り出す力があるからです。それは、この地球をより楽しくしてくれます。私はそれを応援したいです。

あなたにとって、今、やりたいことは何ですか?欲しいものは何ですか?今、あなたはできる理由を探していますか?何か、「やりたいけど・・・」と思うとき、他人のせいにしていませんか?人生のとても大事なチェック事項です。もしそれに気が付いたら、教室で、一言私にお知らせください。どうやったら、それができるようになるか、一緒に考えます。秋になって、改めて何かに取り組みやすくなりました。一歩進んで、あなたのやりたいに近づけますように。


ちょっとしたおすすめ

ひとりごと
英語を学んでいると、
つい、ひとりごとをいうとき、
英語が出てきて「あら?」と思うときがあると思います。

かくいう私は多くの独り言が英語が多かったりします。
ちょっと変な人ですよね。

会社で働いていると
これは困った癖になりますが、
言語を学んでいるとき、
これはとてもいい癖です。

なにかふと思いついたことを
英語で言おうとしてみてください。
この訓練はとっさの時に
英語が出てくるとてもよい訓練です。

今、私はハングルでやってみています。
どういうか、わからない言葉
「びっくりした!」とか「しまった!」とかは、
教室でぜひ聞いてください。
お知らせします。


編集後記

今までパンフレットを除きほとんど一人でやってきた広報をプロに手伝ってもらうべく、助成金に申請しながら、3人のプロフェッショナルと相談を始めました。どうやったら、Oneの魅力をよく伝え、この教室がいいという人に来てもらえるか、試行錯誤しています。こうやって、ひとつずつ、私も学んでいきます。それはちょっと大変でも、この世の中でしかできない貴重な体験です。じっくり味わっていきたいです。

(初出:2020.9.26)



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