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『「シンプル」を叶える洗剤』 てくてく通信+🎈 #09

こんにちは、英会話Oneのただともこです。読む瞑想マガジンへようこそ。今月のテーマはこちら。
あなたの毎日の底に静かで気持ちのいい音楽が流れますように。


シンプル洗剤

一番寒い季節が通り過ぎ去ろうとしています。私は先週のぐっと寒い感じに、昔住んでいた秋田を思い出し、さぁこれから寒くなるぞ!とわくわくして、身構えたのですが、いつもどおり、あっけなく普通の寒さに戻り、そうかここは仙台だったと思い返したのです。

さて、うちでは年間の洗剤消費が2000円を切っています。これは、シャンプーから洗濯洗剤から食器洗いまですべてを含めてです。

使っているのは、「名もなき洗剤」という洗剤です。松の脂を原材料とするもので、新幹線を洗うのに使われているそうです。この洗剤に出会って、私は洗濯が好きになりました。汚れが落ちるのも、洗剤が落ちるスピードもとても速いので、すすぎが一回で済みます。したがって、洗濯がとても速いのです。そして、柔軟剤はまったくいらないのに、出来上がりがふわっとしていて、香ばしい匂いがします。焼き立てのパンみたいにいい匂いなのです。洗濯は楽しみです。

注文すると、サイハテエコビレッジという自給自足の村の工藤さんがよいこらしょと時間をかけて原液を送ってくださいます。洗濯するのには、原液を3滴から5滴くらい落とします。シャンプーには5倍くらいに薄めて、ポンプ状の容れ物に入れておきます。それで、身体も顔も洗えます(いままでいろんな自然食品系のせっけんを使ってきましたが、これが一番シンプルで肌に負担がないです)。お風呂場もこれで洗えます。台所には、3倍くらいに薄めたボトルが置いてあります。シンプル。

旅行に行くときは、これの原液を小さなボトルに入れ、無印の泡になるボトルに少し溶かしたのを入れて、おしまいです。楽です。

漂白機能がないので、時々はO2系(酸素系)の漂白剤を使うこともあります。茶渋は100均の汚れ落としを使います。それでも、家の中の洗剤がとてもシンプルになりました。本当は、こういうことなんだろうなと、その状態になったときに思いました。売りたい人は、ほんのちょっと違う要素が入った化学薬品に違うラベルを付けて売ろうとします。たくさんあるから迷うし、たくさん持ちたくなります。でも、実はその中身は大差なくて、本当はこれくらいシンプルなのが、私たちの生活なのだと思います。私たちは買う側なので、注意して選べば、こういうものを選ぶこともできるんです。

欲を上手に操作して無駄でもモノを売ろうとするのが、資本主義経済です。そういう風にできているし、そういうものだと思い込んでいます。でも、資本主義経済というのはつまりは選べる経済でもあるのです。上手に選んでいったら、心地よく、そして、シンプルな生活を選ぶこともできます。もちろん、それだけが一番いいのではなく、よいことはその人によって違います。自分にとってのベストを選んでいけるようになるとよいなと思います。

これは英会話も一緒です。自分にとってのベストを選ぶことが誰にとっても一番です。そして、学ぶ事項はシンプルにすることができます。そのために私がいます。整理することは私の得意技です。


ちょっとしたおすすめ

名もなき洗剤
これが名もなき洗剤です。

そして、漂白剤はこちら。スピカココさんの漂白剤です。

(初出:2018.2.10)



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