小さな思いやり

これまでの仕事での出来事を考えていた時、
小さなことを見直すことは、相手を思いやる行動の一つだと経験し、教えとなった2つの事象を書くことにしました。


突然ですが、ファイリングされた資料が原紙かコピーか判断できますか?
普段はなかなか判断できないと思います。
それは両方とも 「白黒」 だから。

では区別するためにはどうしたらよいでしょうか?

・「コピー」のハンコを押す
・ コピーは折り目をつける
・「コピーです」と言って渡す
など考えられるかと思いますが、やり忘れるかもしれません。
一番簡単な方法は、

・・・ペンの色を変えること。

色の指定がある書類はできませんが、「青色」で書くことで、
原紙は「青」、コピーが「黒」と識別することが出来ます。
(カラーコピーをしたら意味をなしませんが。。。)

原紙とコピー


また、表に斜線を引く場合もルールがあり、それが

・・・右下がりに斜線を引く

左から書く日本語の場合、左側にスペースがあると文字が書ける認識ができるためです。

表の斜線

とても理にかなっている気はしますが、一般常識とまではいかないルールです。

どちらも小さなことですが、相手を思いやる行動であり、自分も他の方も時間を短縮できます。
1回の動作を減らすことで生産性を上げる、トヨタ式に近いと思います。
業務効率アップには思いやりが重要なのかもしれません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?