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トイレの最中

先日、常滑市に行ってきた。

常滑市と言えば、中部国際空港セントレア、常滑競艇、コストコ…、いろいろあるけれどやっぱり常滑焼かな。

赤い土管や急須で有名だけど、最近は若い作家の作品もある。

そして常滑にはLIXIL(その前はINAXで、さらにその前は伊奈製陶だった)がある。
衛生陶器のメーカーで、うちでもお世話になっている。

そんな常滑市には《やきもの散歩道》という散策ルートがあって、半日くらいぶらぶら歩くのにちょうどいい。

そこでこんなお土産を見つけた。

ーーーーー 以下やや閲覧注意(笑) ーーーーー

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《トイレの最中》というお土産。


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箱を開けるとこんな感じ。


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自分で作る。あんこが多くてはみ出し気味。

LIXILと和菓子屋の大蔵餅のコラボ商品。
もなかと最中、同じ字からきたシャレなのね。

さて、話を散歩道に戻して…。

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こんな土管の道がある。


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登り窯も残ってる。


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使われなくなった窯の煙突に、木を植えた?


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芸術祭あいち2022開催中の常滑。
廻船問屋瀧田家も会場になっている。


常滑では、2人の人との出会いが心に残った。

ひとりは芸術家の黒田大スケさん。
なんだか不気味な映像表現なんだけれど、よく見るとすごく面白い。

著名な芸術家になりきった動物が(黒田さんの顔を使っている)、ずーとボヤいてる。
普通ならグダグダになるところ、絶妙なぼやきと顔芸、クセになる。また見てみたくなる。

そして、もうひとりの人は、廻船問屋瀧田家の瀧田あゆちさん。
写真を見て思わず「私、こんな顔の人になりたい!」と言ってしまった。
笑顔の素敵なあゆちさんに、心を奪われてしまった。

それもそのはず。
私の親と同年代で、東大法学部から日本航空へ入社、役員まで務めた日本初のキャリアウーマン、飛び抜けた人だった。

ちなみに愛知県の名の由来は、万葉集にも詠まれる年魚市潟(あゆちがた)のあゆちからともいわれる。

愛知の女性瀧田あゆちさん、時を超えて心奪われてしまった。

《トイレの最中》から、憧れの人の話になってしまった。

瀬戸や美濃焼など近くにはいくつかの産地があり、常滑はあまり意識していなかったけれど、《やきもの散歩道》いいところだった。

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