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無人島のき・ぼ・う

明日、無人島に置き去りにされる。

その時、3つだけ好きなモノを、
持っていけるとしたら?

20代の頃はこの問いに対し、
迷った挙句、
サバイバル関連のグッズを選んだ気がする。

何を選んだか、全く覚えていない。
その程度の、ありきたりな答えだったと思う。

でも今ならば、明確に答えられる。
1:常に携帯してる、
  ジェットストリーム(3色+1)のペン
2 : A3サイズの画用紙(量は必要)
3 : 希望

これだけあれば、生き残れる。
やれることが明確になり、
具体的行動が取れるから。

①目標設定
 ・脱出の為の気力と体力の維持。
 ・いつまでに脱出し、家に戻るか。

②生き残りと、脱出プランの策定
 ・食糧の自給自足、作物の栽培
 ・脱出の為のイカダ造る
 ・近くを通る船に見つけてもらう為の狼煙台の作製

③目標達成のご褒美を紙に書き、
 常に見える状態にしておく
 ・家に戻った時の喜び
 ・つばめグリルのハンブルクステーキと、
  ニシンの酢漬けと、白ワインを好きなだけ!

④生き残りの管理ツールの作成
・目標の進捗管理表
・活動日誌
・自作の地図
・カレンダー
・天気記録表
・アイデアノート
・各種設計図(簡易小屋、イカダ、設備、道具)
・日誌
あとは夢日記。

簡単に思いつくところではこんな感じだろうか。

紙とペンがあれば、
記録、アイデア出し、構造化、確認ができる。

何よりも客観的に自分と、状況を把握できる。
ここに“希望”が加われば、
ポジティブな発想と、行動ができる。

僕は今いくつかの大きな、
トラブルを抱えている。

人生投げ出した方が、楽になれるのでは?、
と考えて、眠れない日々が続いた。

毎晩、2時間程寝ると目が覚め、
朝方まで、何周も同じ考えが回り、
疲れて寝付く。
そんな状態が続いた。

でもある時気がついた、
考えていてもしょうがない、
行動でしか人生は変えられないと。

まずは状況の把握だ。
紙の左端に、課題を書き、
次に状況を周りに書く、
頭に浮かんだアイデアを、空白にかき落とし、
矢印で展開していく。

これを繰り返すと右上に到達する前に、
大体やるべきことが浮き出てくる。

全てを失っても、健康な心身さえあればやり直せる。
ゼロに戻って、また積み上げればいい、
と今は思っている。

むしろ、全てを失ってでも、
再スタートを早めた方が、
いいような気もしている。

ただ家族の生活もあるから、
考えつく限りのことは、全てやる。
どんな些細なことでも希望を込めて。

どんな状況になっても、希望さえあれば、
必ず生きていける。

幸せなんて、人それぞれ、
考え方だけの問題だ。

状態ではなく、とらえ方の話だ。
どんな状況でも自分で幸せと唱えていれば、
必ずそうなる。

チャンスの入り口の場所もわかった。
まだ、見つかってないけど。

深い谷底の地面から、
高さ2mぐらいの位置にある、
体一つ入る程の小さな穴だ。
しかも草で覆われて見つけにくい。

だからいつでも、
目線をちょっとだけ上げて、
些細な変化も見逃さず、
歩き続ける。

きつい事があっても、希望さえ持てれば、
生きていることがより実感できる。
生きていることを楽しめる。

必ず今の課題を、
きれいに清算し、
全てを笑い話に変える。


最後に、これだけは絶対と言える。

明日もきっと、いいことがある!





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