株にコツコツ投資する目的は不労所得!配当金生活を目指すためにぼくが大事にしていることを紹介
株にコツコツ投資しているんだけど、やたら時間がかかるし、最終的にどうやって稼いでいくんだろう??お金を増やしたいという目的はあるんだけど、目指すべきところがわからない。。
というお悩みにお答えします。
毎月、株にコツコツと投資をしているポチのすけです。
アメリカ株を中心とした投資信託にコツコツと投資しており、投資信託は債券などは入れずに、株100%で運用しています。
投資でお金をふやすことができれば使い道の選択肢がふえるので、現金化した時に生活にゆとりが生まれるのは確か。
ただ、目的が特になかったり、現時点で思い浮かぶお金の使い道がなかった場合、漠然と運用をするだけになってしまい、終わりのない道を歩くことになってしまいます。
本記事では、
・株にコツコツと投資する目的について
・コツコツと投資するためのおすすめの方法
についてご紹介していきます。
結論を先に言うと、株にコツコツと投資する目的は不労所得(配当金)を得ることです。
つまり、何もしなくてもお金がお金を稼いでくれて、手元にお金が入ってくる状態のこと。
実際にぼくも、不労所得(配当金)を目指して株にコツコツと投資をしており、コツコツと取り組むために大事なことなども合わせて解説していきます。
それでは、見ていきましょう。
株はコツコツ投資するのがおすすめの理由
株にコツコツと投資するのは、投資を初めて行う人を含めて誰にでもおすすめです。
理由は以下の通り。
・そもそも初心者がいきなり安く買って高く売ることをするのは難しい
・一発逆転を狙うとギャンブルになる
・長期でお金をふやしていくのが一番低リスクで簡単
株は日々価格が動くので、安い時に買って高い時に売ることができれば差分で儲かりますが、株にコツコツと投資せずに、いきなり安い時に買って高い時に売ることを目指すのは難易度がとても高いです。
株の値動きは世の中の色んな要素が交じり合うため、予測が大変だからですね。
なので、初心者がいきなり一発逆転を狙おうとすると、運任せのギャンブルとなってしまいます。
長期で株にコツコツと投資することで、お金をふやしていくのが一番低リスクで簡単。
投資は企業の成長シナリオに対して資金を投じ、長い期間で見てジワジワとお金を増やしていくものだからです。
また、そもそも投資は、年間で3%~良くても10%ほどの利回りを目指して運用するべき。
東証1部全銘柄の株式利回りも、2020年1月28日時点では、東証1部全銘柄の株式利回りは7%弱。
日経新聞:国内の株式指標より引用
国や指標によって、多少の差はありますが、基本的に投資で目指せる利回りは3%~10%ぐらい。
一発逆転が大変な利回りです。
なので、株にコツコツと投資することで、長い期間をかけてお金を増やしていくのが大事なんですね。
株にコツコツ投資する目的は不労所得
株にコツコツ投資することで、株価上昇に伴い、お金を増やすのはとても大事です。
ただ、株は配当金がもらえるので、投資で株を選ぶのなら、最終的には配当金を多く得られることを目指すのがおすすめ。
つまり、株にコツコツ投資する目的は不労所得を得ることです。
ぼくも一般人なので、最初から元手が多いわけではないので、いきなり株の利回りで不労所得を得ることはできません。
そのため、『ふやした株の利回りで不労所得を得る』というゴールに向かって『コツコツ投資をして少しずつお金(資産)をふやす』ことが必要です。
不労所得のイメージをつけるために、ここでは、
①どのぐらいのお金を目指すべきなのか
②不労所得を得る具体的な方法
について紹介していきます。
①どのぐらいのお金を目指すべきなのか
シンプルに考えるために、いったん税金のことは除外してお伝えします。
上記でお伝えしたように、株の利回りは3%~10%なので、間を取るとだいたい5%前後。
なので、5%ぐらいの利回りがもらえると考えると、5,000万円あれば利回りだけで年間250万円がもらえます。
ざっとまとめると以下の金額に。
・手持ちのお金5,000万円 ⇒ 年間250万円の不労所得
・手持ちのお金1億円 ⇒ 年間500万円の不労所得
・手持ちのお金10億円 ⇒ 年間5,000万円の不労所得
もしも、手持ち10億円までいくと、人生ヌルゲーですね(笑)
さすがに10億円はハードルが高いですが、5,000万円~1億円は不可能な数字ではないので、そこを目指してコツコツと投資する価値があるもの。
最近の世の中は一生働く方向に向かってはいますが、ぼく自身はさすがに60歳くらいで労働から卒業したいと考えているので、それまでに5,000万円~1億円までふやすのが目標です。
5,000万円までお金をふやすことで年間250万円の不労所得が入ってくれば、仮に年金が全くもらえなくなったとしても、それだけ生きていくには困らない金額。
また、年間250万円の不労所得に、プラスアルファで好きなことをして小銭稼ぎをするだけで楽しく暮らせます。
なお、夫婦で一緒にコツコツ投資をすることで、互いに5,000万円までふやせれば、2人で年間500万円の不労所得が得られるので、非常に安定します。
②不労所得を得る具体的な方法
不労所得を得るための具体的な方法は、ETFや個別企業の株を買って持っておくことで、配当金をもらうことになります。
その際、利回りが5%前後の商品、もしくは複数の商品を購入して5%くらいの利回りになるようにしましょう。
イメージは以下の通り。
商品が1つの場合
1億円で利回り5%の商品購入 ⇒ 500万円の配当金
商品が2つの場合
5,000万円で利回り6%の商品購入 ⇒ 300万円の配当金
5,000万円で利回り4%の商品購入 ⇒ 200万円の配当金
10%~15%の利回りなど、あまりに利回りの良い商品は、お金が減るリスクも高くなるため、あまり欲張らず堅実にいくのがおすすめ。
配当金をもらうために、具体的に何を買うのかというと、
ETFなら、以下がおすすめ。
・VOO(S&P500に連動しているため、アメリカの大企業中心へ投資している商品)
・VTI(中小企業を含むアメリカ株全体に投資している商品)
個別企業の株なら、アメリカの会社で安定して配当金を出す企業がおすすめ。
例えば、
・マクドナルド
・コカ・コーラ
など。
リスクを抑えながら運用して配当金をもらいましょう。
ETFとは
Exchange Traded Fundsの略で、上場投資信託のこと。
特定の指数(日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)など)に連動するような投資信託です。
つまり、投資信託が証券取引所に上場しているものを指します。
よく、「あの会社は東証一部に上場している」と言いますが、ETFはある1社を指すのではなく、色んな会社がパッケージ化されている投資信託が上場している商品と考えてください。
また、投資信託が1日1回算出される基準価額で価格が決まるのに対し、ETFではリアルタイムで価格が変動します。
そのため、ETFは取引所の取引時間中はいつでも売買が可能。
日本にも海外にもあり、アメリカでいうと、NYダウなどの動きに連動する運用成果をめざしているということです。
手数料が投資信託よりも安いですが、最少購入金額が5万円~10万円くらいするため、お金に余裕のある方におすすめの商品。
ちなみに、投資でよく聞く投資信託は、利益を再投資するものが多いため、配当金で不労所得を得る目的には向いていないです。
既に個別企業の株を持っている方や、ETFを持っている方は、継続して投資元本を増やすことで、配当金をふやせばOK。
ぼくのように、投資信託でコツコツと株を購入している人は、長期間投資を継続してお金がふえてから、タイミングを見ながら個別企業の株やETFを購入していくことになります。
なお、日本株は配当金をすぐに減らしたり、あまり出さなかったりと株主にあまり優しくないため、ETFや個別企業の株はアメリカを対象としたものがベスト。
アメリカ株がおすすめの理由は、以下の記事で詳しく解説しています。
株にコツコツ投資して配当金生活を目指すために大事な3つのこと
株にコツコツと投資して、配当金生活を目指すために大事なことは3つあります。
①勝てる可能性が高い株に投資する
②長期運用で複利の力を使ってふやす
③余剰資金で行う
最終的には、ETFや個別企業の株をどれだけ多く持っているかで、配当金の額が変わってきます。
上記でお伝えしたように、5,000万円よりも1億円持っていた方が配当金はふえますし、1億円よりも10億円持っていた方が配当金がふえるからです。
大事なこと①勝てる可能性が高い株に投資する
一番重要なことは、勝てる可能性が高い株(株価が上がってお金がふえやすい)に投資すること。
今は株価が低い会社の株を買ってもよいですが、ゆくゆく株価が伸びていくような会社でないと、投資したお金はふえません。
もちろん、いつでも高収益の企業はなかなかないですが、将来的に勝てる可能性が高い株に投資しましょう。
いきなり個別株やETFを買うのは、最低購入金額のこともあるので、まずは投資信託でOK。
具体的に、長期運用で今後も伸びていくのはアメリカ株。
そのため、アメリカ株中心で株にコツコツと投資しましょう。
アメリカ株がおすすめである理由は以下の3つ。
①リスクヘッジ
②世界経済を引っ張っていくのはこれからもアメリカだから
③イノベーションが起きやすい
投資信託で言うと、具体的には、
・楽天VTI
・eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
など、アメリカ市場に幅広く投資できる投資信託がおすすめです。
アメリカ株がおすすめの理由は、以下の記事で紹介しています。
大事なこと②長期運用で複利の力を使ってふやす
株にコツコツと投資して、配当金生活を目指すために大事なこと2つ目は、長期運用で複利の力を使ってふやすこと。
短期売買で値上がりした差分でもうけを狙うのは、非常に難易度が高いためです。
短期売買をすることで値上がりした差分でもうけを得られるのは、デイトレーダーやファンドマネージャーなど投資のプロ達の中の一部。
プロ達でも勝つのは難しいため、基本はインデックス投資を長期運用することで、複利の力を活かしてお金を増やしましょう。
複利とは
運用して得た利益を投資元本に加えて運用することで、投資元本をふやしていくことです。
あのアインシュタインが、「人類最大の発見は複利」だというほどの絶大な効果!
例えば、1年目に5万円の利益が出たら、2年目は元本に利益を加えて105万円で運用します。
5%の利回りで運用し続けると、2年目は105万円の5%となるため、10万2,500円の利益。
3年目は10万2,500円の利益を元本に加えて110万2,500円を5%で運用するので、15万7,625円の利益になります。
複利は、時間をかければかけるほど雪だるま式に利益がふくれ上がります。
反対に単利があります。
単利とは、運用して得た利益を元本に加えないため、元本額は変わらない形で運用する利益です。
長期運用であれば、値下がりしても逆に安くなってたくさん買えるチャンスになるため、つぎの値上がりに備えることができます。
下記の金融庁がまとめているデータからも、短期的には損失が出ているものも長期的に運用していれば、プラスに転じていることがわかります。
金融庁:説明資料より引用
ここでいう長期的というのは、20年~40年ほどの期間のこと。
このぐらい長い期間でお金とともに市況を見つつ、共に成長していくというスタンス。
長期運用の中で、複利の力を活かすことで、どんどん投資元本をふやすことが可能です。
大事なこと③余剰資金で行う
株にコツコツと投資して、配当金生活を目指すために大事なこと3つ目は、余剰資金でやることです。
余剰資金とは、貯金・投資以外に使い道がないお金のこと。
生活費や、今後使う予定があるお金に手をつけてまで投資をやってしまうと、いつも相場に振り回される人生になってしまいます。
しかも負ける可能性が高いです。
短期で成果を求められているプロと同じ土俵で戦うわけですから。
長期的な運用を行うこととリンクしますが、投資している商品がマイナスになっても、余剰資金で運用していれば、淡々と定期購入して買い増し続けることが可能。
投資は、数倍・数十倍・数百倍を狙うものではない以上、無理をしない範囲で積み立てることが大切。
投資はギャンブルではないので、無理してお金を回しても、得られる金額はたかが知れています。
そのため、貯金・投資以外に使う予定がないお金を投資に回しましょう。
株にコツコツ投資するためのおすすめの方法
株にコツコツ投資してお金をふやすには、以下の5つがおすすめです。
①ポイント投資
②iDeCo(イデコ)
③つみたてNISA(つみたてニーサ)
④投資信託のクレジットカード払い
⑤ロボットアドバイザー
上記5つは、少額から始められてリスクが低いので、誰でも簡単に始めることができます。
また、運用にかける時間も大してかからず、相場に一喜一憂せずにしなくてよいので、サラリーマン・フリーランス・個人事業主の方でも片手間で行えます。
10〜30年ほどの長期的な視点で投資をしていくことで、リスクを押さえてリターンを大きくすることが可能。
買い方としては、
基本的にドルコスト平均法(毎月決まった額で買い続ける積立投資)で、10〜30年ほどかけてじわじわとお金を増やします。
株にコツコツと投資するおすすめの5つの方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
株にコツコツ投資する目的まとめ
お話してきたことをまとめます。
株は配当金がもらえるので、株にコツコツと投資する目的は不労所得(配当金)を得ることです。
コツコツと投資をして、5,000万円~1億円の元手があれば、利回り5%の250万円~500万円の不労所得を得ることが可能。
具体的には、ETFや個別企業の株を買って持っておくことで、配当金をもらえます。
株にコツコツと投資して、配当金生活を目指すために大事なことは以下の3つ。
①勝てる可能性が高い株に投資する
②長期運用で複利の力を使ってふやす
③余剰資金で行う
具体的に、株にコツコツ投資してお金をふやすには、以下の5つがおすすめ。
①ポイント投資
②iDeCo(イデコ)
③つみたてNISA(つみたてニーサ)
④投資信託のクレジットカード払い
⑤ロボットアドバイザー
株にコツコツ投資するのは時間がかかりますが、一歩ずつ取り組むのが大事。
夢の不労所得を目指して、今日もコツコツ投資していきましょう。
どうも、ポチのすけでした~
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