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5年ぶりに中国に行ってきた【生活編】

学生時代を過ごした中国に、5年ぶりに行ってきました。
自分が感じたことをnoteに書いてみます。
今回は「生活編」です。

・オタ活編はこちら

景色が一変していた

私が学生の時には存在しなかった道、ビル、ショッピングモールなどが沢山できていて、もはや別世界でした。以前は存在していなかった橋とかあった

一方で、昨年のロックダウンなどにより経営が厳しくなり、無くなってしまっていたお店も多かったです。

街の様子

あくまで私の体感ですが、

  • 屋内ではマスクを付けている人の方が多かった

  • 屋外ではマスクを外している人の方が多かった

です。
シチュエーションによって使い分けている人が多そうです。

日本で中国に関する報道を見ていて、正直かなり覚悟しながら行きましたが、今回実際に行ってみると、驚くほど日常が戻っていました。

私は日本にいる時と同じように基本的な感染対策をして、特に喉の調子や体温を気にするようにしつつ過ごしていましたが、体調に変化はありませんでした。(むしろいつもより元気だった)

そういえば、コンビニ、スーパー、レストランなどの入口には、ほとんどアルコールが置かれていませんでした。自分で持っていったものが大いに役に立ちました。モールの入口には置いてあった記憶があります。

謎のやりとり①

飛行機に乗った私「手荷物を入れるボックスがもう空いていなさそうなのですが、どこか空いていますか」
中国のCAさん「貴重品はないですか?足元に置いても大丈夫ですよ。お姉さんきれいね!!!」
私「えっ!?!?」 

空いているボックスは・・・

謎のやりとり②

私のパスポートを受け取った入国審査官のお姉さん「うわぁ~~みんな外国人じゃないの・・・」
私(そうね・・外国人レーンだからね・・・!!!😇)

ストレートすぎて吹き出しそうになった

何もかもキャッシュレス決済

学生時代は現金しか使っていませんでしたが、今回の滞在中、一度も現金を使う場面がありませんでした。

現金どころか、クレジットカードも使うことがなく・・・
すべてキャッシュレス決済アプリ(「微信」または「支付宝」)を使いました。

数年でここまで変わるんだなあと衝撃でした。

アプリで何でもできる

私は支付宝をメインで使っていました。
支付宝の中には、配車サービス、映画の予約、デリバリー、ネット通販、フリマなど、色々なサービスが「プログラム」として用意されています。
すべて支付宝で決済することができるので、本当に便利です。

プログラムというのは、「アプリ内のアプリ」です。
「LINE上で開く、インストール不要のLINE MUSIC」みたいなイメージですね。。

配車サービス

滴滴出行(DiDi)というUber的なプログラムがあり、所在地と目的地を入力するとドライバーが来てくれます。

こんな画面です

車移動が必須なので、毎日のように使っていました。

映画予約

各映画館の上映時間確認や予約ができます。
予約が確定すると、画像のようにQRコードが表示されるので、映画館の端末でスキャンしてチケットを印刷します。

病院でもアプリを使う

日本に帰国する前に、現地の病院にPCR検査を受けに行きました。

その際、予約、支払い、検査結果確認もすべてアプリ完結だったので、驚きました。

フリマアプリを初めて使ってみた

今回、「闲鱼」デビューしました。
中国版メルカリです。

おさかな

メルカリと同じ感覚で使うことができました。
便利だなぁと感じたのは、

  • 「発送元の都市」で検索結果をソートできる(早く欲しい時、近くに住む出品者を選んで購入できる)

  • 荷物の輸送状況の詳細をアプリ上で確認できる

  • 出品者/購入者間のメッセージ内で画像が送信できる

です。

アプリが使えないと、終わる

アプリで何でもできて便利な反面、既に現金に対応していない店舗やサービスも多いので、使えなくなると本当に困ります。

突然、支付宝が使えなくなった日がありました。
何度決済しようとしても、「セキュリティを考慮して決済をロックしました」という表示され、決済が中断。

闲鱼で初めて購入した商品の決済をしようとした時に起きたことだったので、めちゃくちゃ焦りました。

メルカリを使っている方にはお分かりいただけると思うのですが、支払いが滞ると、出品者からキャンセルされたり、取引後に「悪い評価」を付けられる可能性があります。ましてや、初回の取引で「悪い評価」を叩き出してしまったら、今後他の商品も買い辛くなる

慌てて支付宝のカスタマーサポートに問い合わせると、私のスマホのセキュリティ設定が原因とのこと。
そういえば、指紋認証とか画面ロックとか何も設定してなかった・・・(ひどい!!!)
もろもろの設定を終えると、ロックが解除されて、決済ができるようになりました。

※最初に出品者さんから「???支払い止まってる???」と聞かれて、「ごめんなさいごめんなさい私の支付宝が突然ロックされたんです」と平謝りして状況を説明したら、ロックが解除されるまで待ってくれた。しかも商品受け取り後に「良い評価」を付けてくれた・・ありがとう・・・

国外アプリやサービスへの接続は不便

ご存知の方が多いかもですが、Twitter・Instagram・YouTube・Google関連サービス・TikTok・LINEなど、接続に規制がかかっているアプリやサービスが多いので、使用するにはVPNを使わなければいけません。

LINEの通知は来るのに、タップしても直接メッセージが見られない・・・ということが何度もありました。
Gmailのメールも受信できません😱

しかし、現地に住んでいる友達から有料VPNの情報を教えてもらっていたので、ここはクリア。(必要な方がいたらDMなどで聞いてください🎈)

食べたものいろいろ

🍴北京ダック

蒸籠の上に載っている袋は、北京ダックと一緒に食べるパチパチキャンディーです。
この食べ方は知らなかった。
でもやっぱりネギと一緒に食べるのが一番好きです。

🍴上海蟹

アプリでデリバリーした上海蟹です。

「上海蟹を家にデリバリーできる」という概念が無かったので、注文できると知った時には、頭の中がハテナでいっぱいになりました。

美味しかった!!!!!

🍴そして・・・!!!

アイさん(=家政婦さん、お手伝いさん。中国で雇うことが多い)の得意料理の一つがスープと聞いて、こちらをリクエストしました。

これは!!!!!!!!!!!!

陳情令に出てくる「蓮根と骨付き肉の汁もの」

师姐!!!!!!!!!!!!!!!!!

優しい味が体に染み渡りました😭


キャッシュレスの浸透っぷりを感じた中国滞在でした。

特に、アプリからの注文で、スーパーから30分ほどで食料品や日用品がデリバリーできるのが便利すぎて、これは引きこもりになるな!!と思いました。

今回は、買い物や映画鑑賞をして過ごしていることが多かったので、今後観光ビザが解禁されて渡航しやすくなったら、まだ行ったことのない上海ディズニーなどに行きたいなぁと思います🎠

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