初海外旅行だったのにバックパッカーだった話②

西オーストラリアのパースに降り立った私は現地の旅行ツアーに参加したのだ。
西側海岸をパースから北上して行くという旅だった。
現地ツアーガイド兼小型バスの運転手、各国から来た旅行者6人くらい(記憶が曖昧)で数日かけて旅をした。
シェルビーチという観光地に行ったけどビーチが砂じゃなくて小さな貝だらけの海に行ったんだけど、死んだらここに粉々にした骨をまいて欲しいな、と思ったくらい美しい場所だった。
天国ってこういう場所なのかな?と思った。
ペットボトルに砂(貝)を詰めて帰国したんだけど、今でも大事に持ってる。
ちなみにシェルビーチで泊まって宿の壁がこのビーチの貝を結合させて壁状にしたものだった。意匠として使っていたと思うけどなかなか興味深いなーと思った。
あの宿、またいつか行きたいな。

一緒にツアーをまわった各国の人たちはとてもいい人ばかりで仲良くなって、英語もよくわからない私に臆する事なく話しかけてくれて楽しかったw
ツアーから戻りパースの街中で偶然会って話したり、みんな今は何してるんだろ。
あの旅は今でもベストトリップだと思ってる。
ツアーガイドのピーターは私のことをハッピージャッピーってあだ名で呼んでた。
ハッピーって思われるということは当時の私は相当楽しそうだったんだろうね。
ウケるね。ピーター元気かな、変なタトゥー腕に入ってたな…w

ツアーから戻りパースから移動することにした。オーストラリアはめちゃ広い。とにかく広い。移動するのに何を使うか…、長距離電車、長距離バス、飛行機…。
とにかくお金がない私はいちばん安い長距離バスに乗って移動することに。
パースの旅行センターでバスチケットを買いに行ったら日本人の男の子が。
留学で渡豪してた人で仲良くなった。その子はホームステイしてたので、ホームステイ先の電話番号を教えてくれたんだけど、公衆電話でかけるという今では考えられないような方法で連絡してた。初めて海外で電話したのがそれだったのでよく覚えてる。
ほんと、超いい思い出。
ちなみにその男の子とはその後もずっと連絡を取り合って帰国してからも遊んだりした。
今でもFacebookで繋がってて、そういう縁もあるんだな〜と。

話は戻り長距離バス。バスはグレイハウンドとマカファティーズとかいう2社があって、私はグレイハウンドのチケットを購入。
確か距離でバスチケットを買うような方式だったと思う。目的地まで途中下車して色んな場所で泊まりながら移動するという計画だった。
若い私は経験もあまりなく、この長距離バスについてあまり深く考えず安いという理由一択で選んだことを後に後悔するのだ…

③に続く

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