合格経験者による医学部学士編入試験対策
P.O.です。今回は医学部学士編入試験の合格者として、未来の後輩?となるかもしれない誰かのために、医学部の学士編入試験に関する考察と対策方法について記述します。
まず今回の書き手に関しての自己紹介。
東京大学 理二入学→薬学部 (4年制) を卒業→そのまま筑波医編入。
医学部の学士編入試験を受けたときは22歳だった者です。職歴としては、4年間個別指導のアルバイトを通して医学部に合格した生徒さんも多く見てきました。
大学の4年生にして医学部への入学を決意。基本的には再受験に向けての対策を行いつつ、試験の科目的に所謂 “一般入試” と被っていた筑波大の編入試験を受けてみたところ合格、という経歴を持ちます。再受験を目指している人もそれなりにいると思いますが、その人たちにとってもかなり有用な記事になると思います。
今回紹介することは以下の通り。
・「高齢入学者」への注意点 (一般入試, 編入試験ともに)
・編入と再受験、どちらを選ぶ?
・再受験, 編入で予備校は本当に必要…?
・筑波での具体的な面接内容
です。
この記事の内容を理解すれば、学士編入試験あるいは再受験に関して、少しは楽に乗り越えられる一助になると思います。ぜひご一読下さい。なお、この記事は有料 (100円) とさせていただきます。自販機で水を買うくらいの料金で一つの助けになる、と思ってもらえれば良いでしょうか。
・「高齢入学者」への注意点
某私立医科大学が浪人生への不正な減点を行なっていたことは、今となっては皆さんもご存知だと思います。3浪以上や女子に対して減点を行なっていたというものです。この事実は一般的な方にとっては衝撃だったようですが、医学部受験界隈では「明らかなこと」でした。他の大学でも、このような減点は行われていたようです。 (し、多分今でも行われています。) ここでは、年齢的に3浪以上で医学部入学を目指す者を「高齢入学者」と定義することとします。
さて、この「高齢入学者」が面接において特に注意すべき点とは一体何でしょうか。それは、一言で言えば、
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