浮気した元カノを擁護してみた

今日は、浮気してた元カノをされた側が擁護してみようと思いこのノートを書いています。今回はいつもより真面目な内容です。

浮気された経緯なんかが知りたいって人は僕の固定してるノートを読んで下さい。

いつか元カノちゃんにも読んでもらいたいな。

屁理屈っぽいところや実際の考えとは異なる点もいくらかあると思いますが、どうぞあしからず。


まず、浮気の原因を元カノ視点で考えていきますね。

遠距離恋愛だったこと、近くに仲の良い男がいたこと、その男に彼女がいたこと、体の欲求を抑えられなかったこと、バレなければいいと思っていたこと、万一バレそうになっても証拠がなければ耐えだと思っていたこと。こんなとこかな。


それでは元カノの擁護に入りたいと思いま~す!

最初に恋愛と浮気の二つを押さえておきましょう。

「恋愛」って言葉を因数分解してみて下さい。簡単ですね。はい、亦+心+心+受です。亦には「同様に」とか「他と比べて状態が同じであるさまを表す」なんて意味があるらしいです。で、何が同じなのかって言うと心なんです。つまり、「恋」っていうのは、二人が同じ心・気持ちで接することを表しているんですね。同じ気持ちなので、どちらかが大きくても小さくてもダメです。でも、このままだと同じ気持ちを持っただけです。野球で言うならボールを持っただけです。グローブがないとキャッチボールできないですよね。恋も同じです。相手の心を受け入れる器が必要です。それが愛です。これがあって初めて相手の心・気持ちを受け取る事ができます。ようやく恋愛になりましたね。

次に「浮気」を考えてみます。これはそのまんまで大丈夫でしょう。心が浮ついてしまうことです。先程、恋愛には同じ気持ちが必要って言いましたよね。どちらか一方でも浮ついたらそれは浮気です。なんで心が浮ついたらダメなの?って方のために説明しておくと、浮つくってことは落ち着きがなくなるってことです。これは野球で例えるのは難しいので釘にしますね。釘って深く刺さっているからしっかりと機能するのであって、少しでも浮いていたらグラグラして安定しないですよね。最悪の場合抜け落ちてしまいます。浮つくのって良くないと思いません?


ここまでだと被告人は有罪だよね。でも、浮気も必要なことだと思うんですよ。

何事もそうなんだけど、ずっと同じことをするのとか、ずっと同じ気持ちでいるのって大変でしょ?例えそれが大好きなことだとしても。中にはそれができる人だっているけど、そんな人は一握りしかいないと思います。

恋愛も一緒な気がするんです。ずっと同じ気持ちでいると想像してみてください。「変」になりそうでしょ?

日本だと出る杭は打たれるみたいな風潮があって、変な人はこぞってその対象にされるんですよ。そうならないためにも、被告人はたまの気分転換を大事にされていたんだと思います。


長かったけどここまでが理由その1。



理由その2は遠距離恋愛だったことですね。

遠距離恋愛の何が良くないかっていうと、会えないことよりも、会えないことを正当化できてしまうことなんですよ。それも、もっともらしい理由で。

順を追って説明しますね。まず、遠距離になるってことは容易に会えなくなるってことです。人間って不思議なもので、簡単に手に入らなかったり、いつもと違ったりするものに対して特別感を覚えるんですよ。ギャップ萌えなんかがそうです。特別感を抱いていた恋人と遠距離になってしまったら次はどうなると思います?次はきっと物足りなさや虚無感なんかを感じるのでは無いでしょうか。今まで隣で笑ってた人がいなくなってるわけですから。

さあここで問題です。あなたの家の近所のセブンが潰れてしまいました。あなたはどうしますか?


正解は「近くのローソンかファミマに行く」です。

恋愛もそうなんですよね。元カノは、近くにいた「僕」っていうコンビニがなくなったから友達の中から新しいコンビニを探しただけなんです。

僕がいなくなったってことは承認欲求も所属と愛の欲求も、ましてや性欲も満たせなくなるんです。こう考えると恋人って偉大ですよね。欲求五段階説の内、3つも満たしてくれるんですよ。

性欲ですが、皆さんご存知の通り三大欲求の一つですね。三大欲求の中には食欲もありますよね。性欲も食欲もおかずがないと満たされないですよね?つまり性欲と食欲はほぼ同義なんですよ。

なので性欲の代わりに食欲を使って話を進めていきますね。

僕をコンビニA、浮気相手をコンビニBとします。元カノはいつも家から一番近くてお気に入りのコンビニAのご飯で食欲を満たしています。でもコンビニAが遠くに移転しました。するとどうでしょう、食べるものがなくなるのでこのままだと餓死してしまいますよね。まあ、数日程度なら我慢できるでしょうがずっとは無理です。どこかで食欲が爆発します。食欲が爆発すると食事以外何も考えられなくなるでしょう。元カノは食事を求めて街をさまよい始めます。そこでコンビニBを見つけるんですね。一目散に駆け込んでいくでしょう。ずっと我慢した後の食事ですからそれはそれは美味しいんです。ここからコンビニBの沼にハマっていってしまったんです。ただ、コンビニAの味はお気に入りだったので、その味を恋しく思いながらコンビニBに足を運んでいたんです。

今の食欲の部分を性欲に置き換えれば元カノが浮気した理由が見えてきますね。何が言いたいかっていうと、この浮気は元カノにとってなくてはならないものだったんじゃないかってことです。



長くなってきたのであと一つだけにしますね。

バレなければいいってことについて。これについては本当に賛否両論あると思いますが、今回は擁護しなきゃいけないので賛成派でいきます。

どうしてバレたらダメなのか、考えるまでもないですね。バレたら僕との関係が悪化するからです。てことは、元カノは僕との関係を壊したくなかったってことですよね。これだと保身に走っただけって思われても仕方ないから、もう一つ付け加えると、僕を傷つけたくなかった、心配させたくなかったのではないでしょうか。

隠し事の一つや二つ、誰にだってあります。友達に対しても、恋人に対しても、家族に対しても。

問題なのはその隠し事が誰のためなのかってことだと思います。


小学生が家の花瓶を割ってしまい、それを隠しました。

この場合、隠してメリットを得られるのはその子だけです。お母さん、お父さんには一切の特はありません。むしろ花瓶を失っているので損してますね。


それに対し、元カノが浮気を隠す場合では、元カノは僕との関係も浮気相手との関係も続けられるというメリットがあります。また、僕にも、傷つかず、元カノとの関係を良好に保つことができるというメリットがあります。(実際には隠す側にしかメリットはありません。)

ここまでが最後の理由です。



以上より、元カノは浮気をせざるを得なかったため浮気をしたが、恋人のためを思ってそれを隠していたということになります。

よって元カノに非はないと考えられます。


以上です。





判決は、、、、、、、



「「「「有罪」」」」



みんな、浮気はダメ、ゼッタイ。

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