インターネットの思い出
お題 #はじめてのインターネット に参加します。
こんにちは。
親指シフトってご存知ですか。
大昔に富士通が作ったワープロのキー配列規格なんですけど。
わたしが子供の頃、母親が突然ワープロ教室に通い始めました。そこで習ってきたのがこの親指シフトでした。
今でこそ老若男女みなスマホに親しみ、SNSやオンラインゲームを楽しむ方も増えていますが、当時、ど田舎で育児中のパート主婦がワープロやパソコンを扱うことはあまり一般的ではなかったように思います。
母がなぜワープロ教室に行こうと思ったのかは未だによくわかりませんが、母は、基本的に新し物好きで、興味を持ったことは実際にすぐにやってみたい性格なのです。
そんな母に育てられたわたしは、大学でインターネットに出会いました。
学生に一律で付与されたメールアドレスの扱いや週2回のパソコンの授業に抵抗を感じた同級生も多かったようでしたが、わたしは興味津々で、すぐにどっぷりはまってしまいました。
当時のわたしはサッカー観戦が趣味でした。インターネットがあったおかげで、遠く離れたご贔屓チームのサポーター達とメールや掲示板やチャットでやり取りをすることが出来たのです。
学生ゆえにお金がなく、現地観戦は年に数回がやっとでしたが、インターネットを通じて常にやり取りをしていたので、仲間達とひさしぶりに会う時もそんな気がしませんでした。
しばらくしてわたしは自分のパソコンを購入しました。費用は母が半分出してくれました。
当時の通信環境はもちろんテレホーダイです。ずっと朝型だったわたしが頻繁に夜更かしをするようになったのは言うまでもありません。
そのうち地元にサッカーチームが誘致され、ファンサイトが大流行しました。わたしもHTMLを独学で習得し、ホームページ作成を始めました。一体いくつのサイトを作ったやら…もう覚えていない程です。
一方、サッカーで知り合った友人が「テキストサイト」を始め、ハルカもやったら?と勧められて日記サイトのようなものをやったりもしていました。
でも、●●同盟とか、相互リンクとか、そういう文化にいまいち馴染めず…
今はブログやSNSが当たり前になって、誰でもスマホひとつあれば情報発信が出来るようになりましたが、発信している人があまりに多すぎて、昔の仲間達と疎遠になった今、ネットの海の中で彼らを探し出すことが困難になってしまいました。
あの頃のお友達、みんなどうしているかなあ。
親指シフトならぬ前足シフト(?)な猫にふみふみされながら、昔のことを思い出して懐かしくなってしまいました。
今年こそはスタジアムに足を運ぶぞ…!
(いつ開幕するかも不透明ですが…)
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