Photo by k_huku 【10秒で読める小説】生きる理由 7 さかさら 2022年3月15日 12:20 仕事が終わると子供を迎えに行き、休む間もなく家事。毎日、目の回る忙しさだ。「ママー!」料理の間にも、三歳の息子が話しかけてくる。「何?」「人間はなんで生きてるの?」「え?」哲学的な質問に驚いていると「僕はね、ママが悲しい時、ギューってするためだよ」小さな手で抱きついてくる。守ってるつもりで、守られていたのは私の方だったのかも。 ダウンロード copy #子育てママ #140字小説 #140字SS 7 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート