最近読んだラノベ備忘録

基本的にはアマゾンで買えるなろう系書籍化が多いです。
BOOX Note 2で読むのが最近のマイブーム。

ニートの主人公がとある新作ゲームのテスターに選ばれ、リアルな村づくりゲームを始めるが実はゲーム画面が異世界の実際に生きている村人そのもの、という作品。

とある理由から就職浪人からのニートな主人公がゲーム内で必死に生き抜く村人を懸命に導きつつも主人公自身も村人に感化されてニートをやめて働くようになるという異世界と現実が並行して広がる展開が上手く描かれており面白買った。続きが出たら買う。

家で散々な扱いを受けていた主人公が実はレアな能力の持ち主で、国に引き取られてチヤホヤされて虐げてきた家族は断罪されるという分かりやすいざまぁ系。

なんとか1冊最後まで読んだけど続きを買う気はしない。

悪行で断罪された悪役令状が時間逆行した挙句能力を失ったので謙虚にしてたらなんかチヤホヤされるという話。

同系統でティアムーン帝国物語という時間逆行作品があるが(多分後で紹介する)、15倍に薄めたような味。
悪役令嬢だったのに逆行しただけであまりにも性格が豹変し過ぎて馴染めなかった。

ポストアポカリプス後の東京で能力を使って喋るシマリス(カーバンクル)と一緒に生き抜くダンジョン+サバイバル物。

世界が菌糸生物に飲み込まれて生態系および生物の肉体構造ごと作り替えられてしまっている、という極端なポストアポカリプスの設定がなかなか新しくも面白かった。

演技ができる若手女優が異世界のダンディおじさんに転生してしまい、年齢相応の振る舞いを演技でしなければならない、というお話。

なろう系はそれなりの年齢→幼年への転生が多い中で若者→壮年というのが特殊。演技してるにしてもちょっと上手くやりすぎなのでは?と思わないでもないがキャラクターも上手く描かれており面白いと思う。

国家の裏で活躍していたエージェントの少年が、世界が平和となると同時に組織が解体され自由にされ、今まで人並みに育ってこなかったから分からないなりに日常を謳歌しようとして全然できない、というお話。

ベースの設定はみんな大好き中二病って感じで昔の電撃文庫を彷彿とさせる。一部展開に無理があるけどそれなりに面白い。

ヒロインが合法ロリドSクモ脚女(アラクネ)という作者の性癖の煮凝りみたいなのを味わうことになる。

内容はなろう系らしい転生者スキル振りをして能力を得て強くなっていく、というオーソドックスなものだが、設定がTRPG(やったことない)に則っており主人公はゲームのプレイヤー、事件はダイスを振って進めるイベントに見立てて描写されている。実際にどうなのかと言われると未経験者には説明しづらいが面白かった。

作者の性癖はなかなか曲がりくねっていると思う。

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