自分軸・他人軸マンガを読んで。

他人軸と自分軸漫画
https://twitter.com/i/moments/1180956689501020160
(↑はこのツイートシリーズをまとめたモーメントです)


目から鱗だった。
他人軸の人ってこんなことを普段から考えているのだなぁ…と。


僕は、このマンガでの他人軸に当てはまる部分が1ミリもなくて、ガチ自分軸のままでやってきた人。
男性はともかく、女性はガチ自分軸の人ってかなり希少で、生きづらい人たちだろうなと思う(その限られた女性は、めちゃくちゃ輝いて見える人たちでもあると思う)


振り返ってみると、自分が今の職場ではかなり安定できているけど、それはセラピストが単体で完結するような仕事で、周りも自分軸でマイペースにやっている人たちがほとんどだからだ。
(マイペースは自分勝手というわけではなくて、自分の領分をわきまえて、お互いの適切な距離を知っているということ)


でも、仕事する店によっては、察することや前以て動くこと、ルールにない気遣いを求められるなどで、すごく意味不明な要求をされた。

悪気がないのはわかっていた。今思えば他人軸な職場だったんだろう。そういう職場は合わなくて早々に辞めた。そういう他人軸の職場から逃げ続けて、今は自分にとってとても気楽な自分軸職場にいる。


家庭でも同じで、母に他人軸的な思考や行動を求められて苦しかった。
とはいえウチの母はもともとあまり他人軸が強くないし、母の他にはうるさく言う人もいないから、ウチの家庭は一般的な家庭に比べるとだいぶマイペースな方だと思う。

昔は母から空気を読むことを求められたが、最近は年もとったせいか、以前よりも自分軸の度合いが高まり、小言を言うことが少なくなった。
これは女性が年をとって女性ホルモンが低下したからとか、社会的な責任感から解放されてきたからとか、そもそも僕の方にそれなりに自立力がついてきたから心配されなくなったからとか、色々理由はあると思う。

ともかく家に関しては、長い時を経て、母が自分軸タイプに歩み寄ってきた。


そんなわけで僕の場合は、他人軸の仕事からは逃げたわけだし、他人軸の家庭からは根比べの末に勝ったみたいなところがあるから、僕自身から他人軸に歩み寄ろうとしたことはない。
いや努力は一応したけど、無理だったというか。

(ついでに言うと、学校も苦手だった。大学に入ると自主的に単位を取るようなやり方に変わったのである程度は楽しかったが、それ以前の学校生活には全体を通していい思い出がない。特にバスケ部にいた時が一番最悪だった。バスケ自体は好きなのに、チームでやる球技種目には金輪際関わりたくないと今でも思う)


今までどうにも居づらいと感じるような環境というのは、総じて他人軸を求められてきたから、きっと大まかに見ればこれが原因だったのかもしれないなと思う。


このマンガを描いた作者は元々他人軸の人だけど、根が自分軸の人はどう生きればいいのかというのを考えてる。
今までの僕のように、元々の自分軸でのびのびとできるような居場所を求め続けるのがいいのか。それとも他人軸アンテナを作るのが良いのか。

まあ他人軸アンテナを作るのも限界があって、それがやれるならとっくにできてるわい! という話なんですがね。


それでも空気を読んでいくアンテナが、今まで全く育ってないとは思えないので、根が他人軸の人と同じような精度のアンテナを作ることはまず無理だけど、
その20%くらいの精度の、最低限なんか怒気の混ざった文句言われないレベルでの配慮みたいなものは、少しずつ身につけることはできるかもしれない。


今日はここまで。



余談だけど、
自分軸が他人軸に潰されるのは2パターンある気がしている。

一つは、他人軸が溜まりに溜めたストレスを、怒りによって一気にぶちまけられるパターン。指摘されること自体は別に良いし有難いんだよ。でも身に覚えのない過去のことも含めたり、そこに怒りを込めるのはマジでやめてください。。。

もう一つは、言葉でなくても、他人軸が多数派を占める環境において、無言の圧力や多数派の空気感によって、どんどん居心地が悪くなっていくパターン。こちらはどうしようもないので、出来るだけ逃げるしかないと思う。


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