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ポケモンスリープをやめた理由

人知れずポケモンスリープをやめました。
まず初めに言っておくと、ポケモンスリープは素晴らしいアプリでした。
このアプリを始めて2ヶ月間お世話になり、日々の生活に潤いに与えてくれて株式会社ポケモンにはとても感謝しております。
そのポケモンスリープをやめる決断をしたのは何故なのか。

まずポケモンスリープって何?というと

ポケモンスリープは今年7月ぐらいにリリースされたスマホ向けアプリで
日々の睡眠時間を計測することができ、
ポケモンの寝顔をとったり仲間にしたり育てたりして楽しめる、
健康アプリとゲームアプリの両方の側面を持ったゲームです。

昔から睡眠について悩み、睡眠時間の大切さを説いてきた自分にとって
これは俺のためのアプリだぜと思って、存在を知った時にすぐインストールしました。
導入した結果として、自分の睡眠時間が明確化され、
またこのアプリの「睡眠を多くとればとるほどポケモンを沢山仲間にできるようになったりなんかいろいろ有利になる」仕様のおかげで睡眠のモチベーションが上がり、結果として自分の睡眠の質が向上しました。
ポケモンを捕まえるためにもっと寝たい!貪欲に寝たい!となるのです。
よく眠れるようになる上にゲームも楽しめて一石二鳥ってわけ。
このメカニズムに関しては。おそらく開発側もそこがこのアプリの狙いなのでしょう。

が…つい二週間ほど前から私は
このゲームそろそろ潮時かなと思い始めてました。

まず、ソシャゲ等ではどれもそうなのですが
こういった「終わりのないゲーム」は自分で辞め時を見つけなくてはいけません。
で、ポケモンスリープに関しては俺は
「このアプリで睡眠を向上させ、且つ自分の睡眠の質を知る」ことを最優先目的で始めたので、2ヶ月やったしもう大体自分の睡眠サイクルのデータは取れたなということでそこで満足した感はありました。
ゲームの遊び部分も楽しんでいたのですが、そこのモチベがもう上がらなくなってしまい、睡眠計測とインゲームどちらもこれ以上続ける理由が無くなったので、よしやめ時見つけた!ってことで睡眠計測を中止しました。

ではなぜインゲームのモチベがなくなってしまったのか。
一番大きな要因はこのゲーム、妙に渋い。
自分はもともとソシャゲ自体まったくやらず、また課金も一切しないと決めているんですがとにかく課金しないと相当きつい部分が多いのです。
以下、きつい部分を挙げると

・お助けアイテムをゲットするための「ダイヤ」を溜める要素が激渋い。
たとえばキャンプセットというアイテムは500ダイヤほど払う必要があるのだが、ダイヤを得るためのミッションとかクエストがどんどんなくなっていき、非課金だと一日に20ダイヤくらいしかたまらん。他に欲しいアイテムがあっても贅沢できないので指くわえて泣くしかない

・ポケモンの経験値を上げるための要素が激渋い。
経験値を上げる方法は基本的に「睡眠」「アメをあげる」の2種類なのだが、どっちも激渋い。
「睡眠」による経験値取得はチーム編成した5体までしか得られない上、基本的には最大100expまでしか入らない。
で、睡眠計測は基本的には一日一回の就寝でしかできないのでこの経験値アップも一日5体しか恩恵を受けられない。
「アメ」による経験値取得に関しては、アメ1個につき25expしか入らない。アメなのに全然甘くなくて激渋い。
このアメに関してはそこそこ量は手に入るものの、ネックなのは
「アメは全ポケモン共通ではなくそれぞれポケモンの種類ごとに固有のアメがある」「アメは進化にも必要である」ということ。
で、この進化の条件が激渋い。たとえばコダックだとゴルダック進化のために
「レベルが25、アメが40個必要」とか言われる。何の教育だよ。
レベルが低いうちでもポケモンのレベルを1上げるために300expほど必要で、もちろん必要経験値もどんどん上がってくるので
進化への道がしんどすぎる。
頑張って育てていたヒトカゲも2ヶ月経ってまだリザードのままであります。
※ばんのうアメという、全ポケモン共通に使えるかなり役立つアイテムもあるが当然入手経路が限られているのでむやみに使えない

他にも「げんき」システムとかきつい要素はあるがキリないので割愛しました(もちろん課金を促すためにしょうがない部分もあるとは思うけど。。)
で、進化させるのが楽しみでそれが醍醐味のひとつではあるなーとは思っていたのだが、正直このゲーム対戦とかあるわけじゃないしやることずっとカビゴンに飯上げるだけで変わんないし、年月かけて進化させたとしてもなんかその時点でピーク終わりだなって気付いて苦労と達成感に見合ってないなと思い、モチベが途絶えてしまいました。

あと、このゲームって毎日起床後のリサーチでポケモンの寝顔を集めたり仲間にするのがインゲームの最大の目的というか楽しみな部分なのですが
寝顔の種類は決して多くないので1ヶ月ぐらいやるともう大体打ち止めになり、毎日「もう見た寝顔」で被りまくるようになり、なんかもう朝起きたら「またアーボがとぐろ巻いて寝てるよ」とかちょっとストレスに感じるようになっちゃいました。
寝起きでイラッとしちゃったらもう本末転倒じゃないか。

うーむ
このアプリは良いアプリだし貶し一切無しで記事を書くつもりだったのに
いつのまにか批判的な文体になってしまいました。

でも、ほんと別に叩く気は無いのです。
ポケモンスリープはこれでいいんだと思います。
大前提として睡眠の質を上げるためのアプリなのだから。
遊び部分はもともとオマケというか付加価値みたいなものなのです。
生活にとって役に立つ上にゲームまで楽しめちゃうなんてまるで進研ゼミみたい。

やっぱりポケモンは対戦したいなと思いました。

↑私の最後のデータ


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