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高血糖・DKA・HHS 研修医、精神科看護師に向けて

どうも@SHIROKR4136です

精神科では糖尿病患者が多い。
あと最近は若い患者だけでなく認知症患者がメインになっているんじゃないかってくらい多い。
そこで問題になってくるのが高血糖・DKA・HSSである。

とはいえ精神科だ、大体パターンは決まっている。
ので「このパターンは気を付けておいたほうがいいなよく見ておこう。血糖値測っておくか。」
→「あ、先生状態悪くなってます、多分原因これじゃないですかね…。」
→「ほんまやありとう!!」の評価バク上がりムーブかませますので覚えておこう。

では本題、結論から申し上げる。
陥りがちな黄金パターン
高齢者幻覚妄想(拒食)×糖尿病××誤った点滴=脱水・電解質異常→高血糖→意識障害→死
何度でも言おう
高齢者幻覚妄想(拒食)×糖尿病××誤った点滴=脱水・電解質異常→高血糖→意識障害→死

これほんとによくある、いやよくあるってほどではないけど
速く気づけなかったら、搬送だった、死んでたなってことがある

毎度いうが常に患者の状態を見ているのは看護師である
ぱっと気が付いたときにすぐにvs、bsを測れるのも看護師だ
頭に叩き込んでおくように

ちなみにこの中の誤った点滴はビーフリードをはじめとする糖が入った点滴
食事を食べていないからと脱水状態の患者へ投与され、かみ合わせが悪くあれよあれよと状態悪化、あれあれ意識も危うくね?とか

もちろん黄金パターンから外れているから大丈夫とかそういうわけではない

というか精神科だからなのかもしれないがどこの病院でも意識障害→血糖測定の頭がない奴が多い、ルーティン化しよう

患者が入院してきたとき
「歩きにくい」「なんかボーとしてる」
精神のほうじゃなくて
拒食→脱水高血糖、薬剤血中濃度高まって副作用
なんじゃないの?

看護師もエピソードからちゃんと読み解こうな



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