子なしのメリット

子供が居なくても楽しいぞ！と思えるように書き留めておきます。

・そもそも子供はともかく、結婚出来て良かった。誰かがそばに居てくれることはとても安心する。

とりあえず現状に感謝しておく。結婚したくてもできない人もたくさんいるから。

・人生設計が立てやすい

子供がいなければ永遠にふたり。2人目だ、学費だ、なんだかんだと起こることは狭まる。

・「子に先立たれる」とこは全くない

看護師の実習、仕事は辛いことがたくさんあった。でもホルマリン漬けの人体解剖も、がん細胞が皮膚を突き破り腐敗した皮膚処置も、骨や腱が見える壊死した皮膚の処置も、死後処置も辛くはなかった。それでもNICUで泣き叫ぶ母親の姿はもう二度と見たくない。

管に繋がれた我が子に「生きていてくれてありがとう」と思える一方、部屋から出て大声で泣く母親の姿はこの世の不幸が全て詰まっているかのようだった。命をかけて産んだ我が子が生死をさ迷っている。変わってあげることもできず、もしかしたらこのまま天使になるのかもしれない。いっそ死産なら諦めがつくのだろうか？

1度生み出されてしまったものは記憶にも記録にも残る。産めば育てることになり、病気や事故何が起こってもおかしくない。

こんな予期不安の塊のわたしには、子供が居なくて正解だったのだろう。

いちばん理解されにくいかもしれないが「子に先立たれる」ことは今まで生きてきた中で「絶対に耐えられない」と思ったものだった。第六感。だから神様は産まなくていい理由＝夫を遣わしてくださったのかもしれない。