自作イラストをLINEスタンプにしてみた
毎日のように使っているLINEスタンプ。
自分のイラストで作れるんだってさ。
なんだかわくわくするから、やってみよ!
まずは公式HPからクリエイター登録
クリエイター登録の後、スタンプごとに「カテゴリー設定」「英語でのスタンプ説明文」など最初はいろいろ入力することがあってちょっと大変。
いやぁ、イラストを描くより以前に越えなければならないハードルがあるのね。昭和の母ちゃん、こういうの苦手。
デジタルネイティブの息子の力を借りて何とかがんばる。
イラストを描くだけじゃない
登録が終われば、あとはイラストを描くのみ!…と思いきや、まだまだやることがあるぞ。
スタンプ画像には縦横のサイズが決められていて、指定範囲内のピクセル数にしておかないとはねられてしまうのだ。
横幅は80~370ピクセル、高さは80~320ピクセル。これが地味に面倒くさい。
この辺が面倒だという人は「LINEスタンプメーカー」という専用アプリを使うのがよいみたい。
スマホで簡単にスタンプが作れて、編集ソフトを使う必要なし。
できたらLINEアカウントで簡単に申請できる。
子どもの写真で作ったスタンプをじぃじばぁばに送るとか、ペットの写真を加工しておもしろいスタンプにしてみるとか、いろんな楽しみ方ができそう。
いざ審査をリクエスト!
さて、スタンプ画像が登録できたら、いよいよ「審査リクエスト」。
これには少し時間がかかるので、しばし待つ。
数時間~数日かかるものらしい。(私の場合、1日程度でした。)
審査にはガイドラインがあり、飲酒、薬物、暴力、宗教、政治などモラルに反する表現は「リジェクト(却下)」される。
例えば、上半身裸のボディビルダーのイラストは「肌の露出が多い」という理由でリジェクトされます。
…そうか…なかやまきんに君がランニングを着ているのには深いわけがあったのだなぁ…(そこ?)。
「誰が見ても不快にならない」という視点は大事にしないといけないのね。
今回勉強になったこと
今回ひとつ勉強になったこと。それは「ハンドサイン」の地域差について。
スタンプの販売には「販売エリア設定」があって、アジア以外にもオセアニア、北米、中南米、欧州、中東まで世界中にスタンプを公開して売ることができる。
気をつけないといけないのは「ハンドサインの意味の違い」。
よくやる「ピースサイン」や親指を立てる「グッドサイン」はヨーロッパの一部の国や中東では相手を侮辱したり攻撃したりする意味になるらしい。
広いエリアに向けて販売するつもりなら、こういう文化の違いも理解して作らないといけないってことね。(私は「日本のみ」に設定しました。)
そうしてできたスタンプがこちらです。
LINEスタンプは、もはや飽和状態
今回スタンプを作るにあたって、世の中にどんなスタンプが出回っているのか見てみたのだけど…
かわいい、癒し、シュール、おもしろ系、方言、名前、動物、食べ物…。
ありとあらゆるものがあふれかえっていて、もう飽和状態!!
こんなにたくさんある中で、自分が作ったものが誰かの目に留まる可能性はあるのか??(急にしぼんでしまう弱い心よ…)
ものづくりとは
スタンプストアのトップ常連の人気スタンプたち。
かわいくてポップで、カラフルで、なおかつ使いやすい。
隙がない。
そりゃみんな使いたくなるよな、と思う要素がいっぱい。
当たり前のことだけど、売れるのにはそれなりの理由がある。
でも、今トップにあがっているクリエイターだって、たぶん最初から売れたわけではない。
やってみて、思うように反応がなくて、どうしてダメなのか考え悩み、市場を分析し、毎日毎日アイデアを練り…
「今やっていることに意味があるのか?」と不安になる日があったり、周りの人から冷ややかな声を浴びせられることだって、きっとあったはずだ。
それでも自分の作品の力を信じて、誰かの目に留まる日が来ることを信じて作り続ける。
そうした地道な日々の積み重ねで生み出された作品は本当に尊い。
尊いのです…(涙)。
このnoteに投稿しているみなさんを含め、ものづくりをする全ての人たちを、私は心の底から尊敬しています。
すべてのクリエイターたちに、幸あれ。
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