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メンバーの個人活動紹介 Vol.6 ~初めてのソーシャル活動~

みなさん、こんにちは!
ソーシャル・プロジェクトマネジメント研究会の緒方です。
少し前のことになりますが、初めてソーシャル活動に参加した体験についてご報告します。

1.ソーシャル活動をやってみたいと思った理由

会社の仕事としてプロジェクトに関わることが多かったのですが、「自分の経験を仕事以外でも活かせたらいいな」と思ったのが動機でした。
プロジェクトマネジャーの資格であるPMPを取得したことがきっかけで、ソーシャルプロジェクトマネジメント研究会を知って入会したのが去年の夏くらいでした。

入会後、ソーシャルPM実践ワークショップ(研究会主催のソーシャルPMを学ぶワークショップ)にも参加して、何か実際にソーシャル活動に参加したいと探していたところ、千葉県でフリースクールをされているNPOを紹介いただきました。

2.ソーシャル活動の内容

期間は2021年12月から4月くらいまでで、役割はPMとして参加しました。
活動形態は、フリースクールの運営者(主催者の方と大学生のボランティアの方々)とプロジェクト支援のメンバー(主にIT系のエンジニア)と週1回程度のオンラインのミーティングをもって進めました。

まずは現状把握ということで、フリースクールの主催者の方に現状をヒアリングしました。
そこでわかったことは、主催者の方の熱い思いでなんとか成り立っているというフリースクールの現状でした。そのフリースクールでは日本語を母国語としない子供たちに、日本語やその他の学科を教えています。とても意義のある活動ですし、卒業した子供たちも日本語がぐんぐん上達して、日本の高校に進学するケースも多いそうです。

そんなすばらしい活動をされているのですが、とにかく主催者の方が自分で何でもされていてとても忙しい、かつ、生徒さんの交通費の支援もしていて財政的にもかなり大変な状況であることがわかりました。

中でもお金のやり取りがとても煩雑なのでそこを整理することを始めました。具体的には、より詳細なヒアリングを重ねて、収入、支出、寄付金申請についてのプロセスマップを作成しました。その後、Google Drive等のIT技術を活用してあるべき姿を作成し、会計ソフトの導入もご提案しました。
これらの活動の中でPMとして、ヒアリングのファシリテーション、議事録・提案資料の作成等を担当しました。

3.参加してみて

初めてNPOの方と活動をしてみて、普通の会社とはかなり違うなと気づきました。
何とか活動を継続するために、日々、お金のやりくりと雑務に追われて、業務を整理したり、改善したりする時間が取れないのです。
そういった点では、日ごろから業務整理やプロジェクト管理を日常的にしている人のサポートは、かなりお役に立てるのではないかと思います。プロセスマップを作ること、WBSをつくってタスク管理をすることなど、いろいろできることがありそうだなと思いました。

4.まとめ

今回、初めてのソーシャル活動でちょっと緊張しましたが、参加してみて本当によかったと思います。まだ大したことはできていませんが、まずは参加したことが最初の大きな一歩になったと思います。

何かソーシャル活動をやってみたいなという方は、ぜひ一度参加されてみることをおすすめします!

以上

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