最初に知りたい#9「利害関係者(ステークホルダー)って?」
シリーズ9回目のこの記事では、利害関係者(ステークホルダー)について確認していきましょう
この記事では、プロジェクトを円滑に進めるために、「誰の何を気にするの?」、「そしてどうすればよいの?」という話をします
プロジェクトには必ず独自の目的があります(ここで何だっけ?と思った方は下記記事をご参照ください)
そして、そのプロジェクトの独自の目的を達成した結果(成果)を待っている人がいます
そのために不確実性をコントロールしてすすめるのでしたね(ここで何だっけ?と思ったは方は下記記事をご参照ください)
成果を待っている人、成果を出すために協力してくれる人、そして、邪魔をしてくる人もいます
人は、プロジェクトによって何かの利益を得たり、または、不利益を被ったりします
また、プロジェクトに対してなんらか意見を言ったり、行動したりしますね
このような、プロジェクトの意思決定や活動に影響を与えたり、プロジェクトの成果により影響を受ける人のことを
利害関係者(ステークホルダー)と言います
図はプロジェクトチームから見た利害関係者(ステークホルダー)です
プロジェクトの中、プロジェクトの外
組織の中、組織の外
というように考えると整理しやすいです
その上で、各ステークホルダーがプロジェクトに「抵抗する」とか。「支援する」とか、「無関心」とか、「中立的」など、どのように関与しているのかを確認します
(ここでの確認、というのは、その方に何か直接聞くという意味ではなくて、黙って勝手に自分でその人を評価するというものですよ)
最も影響のあるステークホルダーを特定し、何をプロジェクトに求めているのかを想像して、誰から、どうやって、いつ、アプローチするのが最適かなぁ、ということを考えることがマネジメントになります。
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