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札幌で働くデザイナーがnoteを始める話

はじめまして。
つい先日30歳を迎えました、北海道札幌の会社で働くデザイナーです。

節目であるこの歳にチャレンジとして、noteでの外部発信を始めます。
読者ターゲットも不明瞭だし、続けられるのかどうか、こんな文章誰が読むんだ、などなど不安しかありません。

今までデザイナーとしてろくにFacebookもTwitterもInstagramも活用したことがなく、SNSをキレイに回避して生きてきたので、まさに井の中の蛙です。
小学校の時、冷たい水に入るのが嫌すぎて外耳の疾患だからと全部ズル休みしたプール授業並みに抵抗感があります。

が、note公式のガイドでも、このように後押ししてくれるので、思い切って冷たいプールへ飛び込みたいと思います。最初は冷たいけれど、そのうち慣れますしね。

短い文章、下手な文章、ラクガキ...、そういったものを恐れて手をとめる必要はありません。まずは、創作したいこと・伝えたいことを世に送り出す。表現力もファンも、あとから十分ついてきます。

デザイン思考や表層のデザイン技術まで、日常のデザインに対しての疑問など、日々思うことを書き綴っていきたいと思います。

果たして、井の中の蛙はプールを飛び出して大海まで泳げるのか。


初投稿となる今回は、自己紹介を含めて、どういった心持ちで日々デザインという仕事をしているのかを書きたいと思います。

何をしてる人?

10年前にデザインの専門学校を卒業し、広告制作会社で3年、自社サービス開発会社4年を経て、現在デジタルマーケティングの会社で働いています。
メインはWebデザイン、ほかクリエイティブ全般を制作しています。

6年ほど前から本業と並行してフリーランスとして個人での受注もしています。副業との両立についてのnoteもそのうち書こうと思っています。

デザイナーを志したきっかけ

昔から人に喜んでもらうことが好きな人間でした。
学生の頃より、友人の誕生日などに手作りのイラストボードやポストカードをプレゼントしたり、私の世代では手紙交換が流行っていたのでオリジナルの便箋なども作って手紙をしたためていました。
とにかく相手を想ってモノを作り、贈ることが好きでした。

サプライズも好きで、自分の作ったモノで人が感動してくれる喜びが私の原動力です。自分がデザイナーの道を選んだ根幹にはその想いがあります。

クリエイティブの力で、困っている人たちを助けたいという想いから、他者へ貢献できるときが何よりの嬉しい瞬間です。

他にも、当時流行していた「歌詞画」の制作にハマっていたことや、実家の事業でExcelやWordを使った書類の作成なども手伝っていたので、情報の整理やレイアウトをするという作業に早くから携わっていた影響もあったかもしれません。

(本当は絵を描くことが好きで、漠然と絵を描く仕事がしたいと思っていましたが、絵で食べていくというのはそんな甘い道ではなく、高校で進路をどうしようかと思っていた時に見つけたのが「グラフィックデザイン」でした)

働くポリシー

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画像はわたしがデザインをしてきた理念です。

この世にデザインされていないものはないというほど、「デザイン」は我々の生活に深く密接しています。
わたしは、「デザイン」とは、発信者の伝えたい思いをより強くする「武器」だと考えています。
ターゲットはもちろん、デザイナーと共にコンテンツを制作するクライアントの心をも"刺す"ようなデザインを、身を"切る"思いでつくりたい。
そんな想いで、切れ味の鋭い研ぎ澄ました武器を作り上げています。

そして、依頼されたものを良いデザインとして仕上げる想定内の当たり前以外に、付加価値を与えることができないかを常に考えます。

マイナスをゼロにすることがデザイン=課題解決とすれば、そこに0.5でも1でもプラスを提供することがわたしの働く上でのポリシーです。

少しでも相手が驚くような提案やクオリティを目指して、ワクワクしながら作ること。
スポーツや音楽などにも言えることですが、表現者や制作者が全力で楽しんでやっている熱というのは受け取り手にも必ず伝わります。
アイドルがしかめっ面で不満そうに歌って踊っていたら楽しめないのと一緒で、楽しさ、真剣さ、強さなど、それを見ている人にまで伝わる熱量、そんなプロフェッショナリズムがあって初めて人の心に届くものだと思っています。
(わたしはかつてガチがつくほどの女性アイドルオタクでした。今は落ち着いてます)

日常でのインプットがいざというときのアウトプットにつながる

デザイナーあるあるというか職業病というかほぼ当たり前なのかもしれませんが、デザイナーは日常でありとあらゆるものをデザインの参考として見ます。

雑誌、CM、パッケージ、Web、テレビテロップ、建物、インテリア、雑貨、店舗、掲示物などなど…

どうして自分はこれがイケてると思ったのか?
どうしてこのデザインはダサいのか?
どうしてこれで成立しているのか?
必ずじっと眺めて観察し、自分の中で整理して言語化します。

そこから現在受け持っている仕事に「この前アソコで見た、アレを試してみよう」とアウトプットのヒントにします。

「人」を主軸として、対象がより良くなるよう課題を解決するすべてが「デザイン」

日本で「デザイン」というと「意匠」「外観をよくする、美しく整える」の意味合いが強く、デザイナーがやる専門職を指すことが多いですが、最近ではデザインの定義が広がり、英語本来の意味である「設計」の分野も含まれています。いわゆる「デザイン思考」ですね。
「意匠性の高さ」 は解決策の1つの側面でしかありません。

参考:第4次産業革命クリエイティブ研究会-報告書【経済産業省】

「自分がどう行動すれば対象がより良くなるのかを創造的に考える」と定義します。
その向こう側には必ず「人」が関係しているはずなので、その人に気持ちよく心地よく伝わるためにはどうすればいいか?を常に考えます。

作業の意味でのデザインという仕事は、1に情報整理、2にグルーピング、3にレイアウトで8割決まると言っても過言ではありません。
その整理された的確なグルーピングを表すための手段として、デザインでは「余白」「マージン」が大事だといわれているのです。

まとめ

・プール授業が大嫌いだった小学生時代
・デザイン歴は10年くらい
・必ず付加価値を提供するポリシー
・日常で常にデザインを意識して生活している

ただの自己紹介だけで2500文字を超えてしまいました。デザインは引き算と言われているのにこれではいけません。

今後noteに書こうと思ってるネタ帳。
すべて執筆したいので、公開宣言効果を期待してスクショを晒します。
頑張れ、明日以降の自分!

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※ちなみにこういったタスク管理や即時的なメモにはTickTickを使っています。



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