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60代からの住まいは、モノはほどほど居場所は多めが理想。

先週の晴天から雨が降ったりやんだりの
昨日から今日、少し寒さが増したようです。

このまま年末まであっという間
なんでしょうね。

振り返ると世間も社会もプライベートも
凄く色々あったのに、既に夢の中のこと
みたいに感じます。不思議・・・

セカンドライフに向けて、モノを捨てなきゃと
苦しい思いをしているなら・・・

50代や60代の方でこれからの人生に
向けて色々と整理を始めなければ!と
思い、頭では理解しているのに

出来ない・・・!
捨てられない・・・!
と苦しい思いをしている方も
多いのではないかと思います。

客観的に見て、家の容量に対して
モノの量が圧倒的に多いとしたら
調整する必要はあると思います。

でも、捨てる、処分するという
選択肢一択になれば苦しいという
思いはとてもよく理解できます。

捨てようと思わず、
自分のものと一度向き合ってあげようと
考えてはどうでしょうか?


埋もれて、何年も手に取ることすら
無かった自分の持ちものに目を向けて
あげて欲しいのです。

そして、分ける・・・
これからも使うものと
使わないけど側に置いておきたいものと
側に置けるほどのスペースがお家に
無ければ、健全で安全な生活の為
外にスペースを借りるという選択肢
だってあるわけです。
トランクルームとか預かりサービスとか
今は、色々と利用できるものがあります。

手放すことが出来ないものの為に
シーズンオフの衣類を預け、
ついでにクリーニングもしてもらえば
かかる費用はそれほど勿体ないわけでもなく
反対に良い循環になるかもしれないのです。

捨てられない、手放せないと
悩む必要はないのです。
思い込みは捨て、
見直して、分けて、そして
それぞれに行き場所を見つけて
あげればいいのです。

涙ながらに手放すという行為にこそ
反省と気づきがあり次につながる
という考えもありますが
全てに人にそれが当てはまるわけでは
ないのではないかと思います。

セカンドライフというステージに
上がる前に今までの人生に敬意を表す行為が整理となる。

そんな時間を作ってみることが
セカンドライフに対しての
今までの人生に対して敬意を表すことに
なり、自然と整理が始まっていくように
思います。

子供の手が離れる感触、
記憶力が落ちてきた感覚、
一度に多くの事が出来ないもどかしさ、
早く走れない、荷物が重たく感じる

第一線で走って来たからこそ
感じる感覚なのかもしれない・・・

こんな小さなことから
自分の衰えを感じ、そろそろ
人生も折り返し地点なのだと自覚する

ちょっとした淋しさと共に実は
ホッとする感覚もあるのではないかと
思うのです。

もう、我武者羅である必要はない
というか、
我々の世代は、頑張ってなんぼ
(24時間頑張れますか?の世代)
お疲れ様という気持ちも込めて
自分自身のこれからの人生を
どう生きたいのか?
改めて考えるポイントに立っている
それが、今かもしれませんよね。

空いたスペースに自分の居場所を作る

セカンドライフ、
今までは、他の目的、他の人に
取られていたスペースに自分の居場所を
作ってみてはどうでしょうか?

家という空間をリフォームする仕事を
している私は、その様な居場所に
これからは視点をあわせていこうと思います。
家事動線や効率も大切ですが、
これからは時間は結構あるはずなので
色々なことをどこでどんな風にするかを
我が家に当てはめていく感じです。

例えば、明るい窓辺があるのなら
お気に入りの椅子を一つ置いて
本を読めるスペースにしてみる。

今まで、放置していらベランダも
家庭菜園の場所にしてみる。

使っていない子供部屋は
趣味の部屋にしてみるとか、
来客部屋に変えてみる等など

贅沢に全てのスペースを使いまわす
それもセカンドライフならではの贅沢
なのではないかと思います。

モノに取られていた場所を
自分の為、或いはパートナーと一緒に
過ごす為の居場所に変える。

リフォームの醍醐味かな?
そう思うととても楽しい、
前向きな思いで
仕事に取り組めるし、自分自身の
マイホームもその様にありたいと
思う今日この頃です。




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