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もしかしたら、人生は60歳から楽しむものなのかもしれません。

先日、久しぶりに本屋さんに行きました。
今はほとんどネットで本を購入するように
なってしまったので、久しぶりの本屋には
面白い気づきがありました。
その辺りから感じたことを書いてみようと
思います。

今や、50代ではなく60代なのか?

ファッション、主婦向け、子育て、学びと
女性が興味を持ちそうなジャンルが
ある中で、目についたのは60代向け、
シニア向けの本が沢山あり、しかも
中身が変わって来ているなと感じた事。

50代からのセカンドライフといった
本の内容では、子育てがひと段落、
自分自身のこれからの人生といった
感じであったり、忙しさから一歩抜けて
やりたかった事へのチャレンジを!
そんな感じで、もう既に何度も手に取った感じです。

けれど、もしかしたら60代からじゃないのか?
そんな空気感あふれる本がいっぱい
あるのです。確実に増えているし、
内容も50代のセカンドライフ本よりも
充実しているような?

いやいや、セカンドライフは60代からが
スタートなのか?と感じたりしました。

50代じゃまだ若い、忙しい?

考えてみると、人生は100年時代
婚期も遅れ気味で30代の出産は当たり前
昔のように高齢出産が35歳以上なんて
こともそう問題でもない時代です。

35歳で一人目、38歳で二人目という
ことであれば、50歳ではやっと小学校を
卒業するか、否かといったタイミングです。

子育ての手は離れたといっても
精神的にはまだまだ子供、進路の方は
これからが大切。
日々のお弁当作り、家事、仕事と
追われに追われ、そうそう自分に時間を
割くわけにもいかないのが現実。

55歳がターニングポイントという説もあり、
確かにここは考えだすスタート地点と
言えるかもしれないのですが、
実施のための準備期間といった方が
正解なのかも?!

60歳になると色々なことが
ぐーんと楽になる!

ところが、60歳手前になって
気づくのは、60歳になってしまうと
本当に楽になるという事です。

まず、子供が本当に自立します。
ここまで来て、あれやこれやと
心配しても仕方がない、かえって
子供の為にならないと自覚も諦めも
出来ます。

そして、仕事もそうです。
男性も女性も第一線をちょっと離れたり
何とか自分が一番になりたい!という
欲や野望などもちょっと治まって
余裕の心境になるのではないでしょうか?

もちろん、立場が違えば色々なので
一概には言えませんが、多くの場合
ちょっと表情も柔らかくなるのが60歳
からのように思います。

お金の面でも、子供の教育費から
解放され、住宅ローンも完済し、
やれやれという方も多いですよね。

人によっては、身体の調子も良くなる。
そんなこともあるのでは?
長年苦しんだ更年期もひと心地
また、病気をして今までの食生活や
生活習慣を改めたら調子がいい!
そんな話も聞きます。

昔は50代から、今や60代から

60歳になってもちゃんと管理をして
いれば、体力はまだまだ大丈夫だし
むしろ、本当の余裕が出来て、丁寧に
我が身を振り返り、多少の身体の
メンテナンスに時間を割いたり
しながらもまだまだ、チャレンジ
する気力がある。

だけど、もう欲張らない。
身の程にあったやり方を考えられる。
何といっても人生の経験値がものを
言うのですから。

60代からの役割とは?

そんな明るくて元気でやる気で満ちた
60代が30代、40代の手助けをする。
自分の出世の為、お金の為だけでなく
これからの世代を本当の意味でサポート
するといったことを実現していければ
良いと感じます。

自分のことばかりではなく、
ここまで勢いのなくなった日本社会の
責任を少し担うくらいの気持ちで
厳しくも優しいサポーターとして
支えようという気持ちを持ってもいいのかな?
と思うのです。

早く、年金もらえないかな?
老後はゆっくり過ごしたい。

そんな気持ちも分かります。
確かに若い頃のようにはいきませんし・・・

でも、これからの老後は昔とは違って
とても厳しいとも言えます。
ご存じの通り、年金は当てにはなりません。
子供達も当てにはなりません。
自分の面倒を見るのは基本的には自分です。

そんな中で60歳から先の人生を笑顔の
多い時間にしたいと思えば、何が必要でしょうか?

私は、多少なりとも社会での役割を感じる
ことではないかと思っています。
今まで苦手だと思っていた近所付き合いや
ボランティア、何でもいいと思うので、
ちょっと探りをいれて自分にあいそうなものを探してみても良いかもしれません。

もしかして絶対に無理!なんて思わずに
起業してみてもいいのかもしれないのです。
多くの経験値があるのですから無理では
ないと思いますし、応援制度だってあるはずです。

孤独と上手に付き合うことは大切だけど
自分から孤独にならないことも大切。

いやいや、本屋に行っただけですが、
いっぱい考えました!








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