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京王プラザホテル デラックスプラス 宿泊記

 恒例になっている冬の現実逃避旅だが、昨年は少し遠出したら移動に疲れてしまった。その反動で、今年はなんと定期券圏内(!)、さらに昨年とは正反対の大きなホテルをチョイスした。

 それにしても外国人観光客が多い。ロビーのソファに座っているのもそうだし、エレベーターも団体客で長い列ができていた。朝食の時に至ってはちょっとしたハプニングがあり(後述)、自分が海外旅行に来ている気分になった。

ロビーのシャンデリア。
31階の廊下。

 31階の新宿駅側、デラックスプラスのダブルルームに宿泊。

デラックスプラス ダブルルーム。
テレビとデスク。椅子は最初からこの角度で置いてあった。
無料の水は瓶。栓抜きを使うのが久しぶりすぎて、おっかなびっくり。

 部屋に置いてあるミネラルウォーターはちょっと外に出る際の持ち歩き用にしたり、冷蔵庫に入れてちまちま飲むことが多いので、瓶だと持ち歩けないのが残念。全部ポットに入れて、ミニバーのコーヒーやお茶をたくさん飲むしかなかった(笑)。

冷蔵庫は空。
ミニバーを棚から出してみた。コーヒー、紅茶、緑茶、ほうじ茶が2つずつ。
テレビ下の引き出し1段目。2段目は空だった。
最下段は金庫。
ダブルベッド。1人客は余った枕の置き場に困る(笑)。
窓側のベッドサイドには電話、メモ帳、時計、電気のスイッチ。
反対側は電気のスイッチのみ。

 そして部屋からの景色はこんな感じ。

窓からの景色。普通にビル。

 たとえ高層階に泊まったところで、周りも全部高層ビルだとビルしか見えない、という……。西新宿はそういうところなのだ。せめて都庁側だったら都庁が見えたのに。

入口脇のクローゼットにバスローブがかかっている。
アイロンとか靴ベラとか。下に見切れて写っているスリッパは使い捨て。
ナイトウェアは浴衣とパジャマと両方ある。

 水回りは、バスルームは独立だが洗面所とトイレは分かれていない構造になっている。

洗面所。便器と自分の映りが生々しいのでぼかした。
コップとハンドタオル。
ロクシタンのアメニティ。
石鹸、シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、ボディローション、入浴剤。
左側の引き出しは歯ブラシ、カミソリ、ヘアブラシ、ボディタオル。あと綿棒とか。
引き出しの下にフェイスタオルとバスタオル。
右側の引き出しはティッシュとドライヤー。
そしてその下にバスタオル。
バスルーム。浴槽は洋風の浅いもの。

 「独立バスルームの宿で入浴剤入れたりしてのんびり湯船に浸かる」が今回の目標だったので、入浴剤もついててラッキーだった。が、肝心の浴槽は洋風の浅いもので浸かりづらいし、入浴剤もバスソルトに近い感じのものだったから、せめて入浴剤は持ち込めばよかったかなと思った。
 浴槽が浅いのはまあホテルだし仕方がないので、今後への学びということで。

 夕食はホテル内のレストラン……にしたかったのだが、どこも予算オーバーで断念して外に出た。一番カジュアルなダイニングが夜営業していなかったのが痛い。(チェックインしたらレストラン10%オフ券をもらったので、使えばもしかしたら何処かいけたかもしれない?)

西側のエントランスを出ると都庁。
西新宿の風景。高層ビルしかない。

 散歩がてら、都庁周辺を1周。都庁の建物は、"お金があるときに全力で作った近未来"という気がして、かっこよくて好きだ。建てた時の近未来なんて現在どころか過去かもしれないのに。有楽町の都庁を知らない世代だけど、都庁通りを歩くのはテンションが上がってしまう。

都議会議事堂越しの京王プラザホテル。

 ホテルに戻り、ちょっと飲み足りないからラウンジでも入ろうかと思ったのだが、お金も勇気もなくて断念。結局ホテル内のコンビニで調達して部屋で晩酌にした。

バーに入る10分の1の金額で済んだ(笑)。

 翌朝、朝食は2か所のレストランから選べたが、最近の旅行では定食が多かったので久しぶりにビュッフェにした。

ブッフェ「グラスコート」(撮影は前夜)。

 混んでいる時間に行ってしまい、入口もかなりガヤガヤしていた。受付のスタッフさんの声がいまいち聞き取れず聞き返すそぶりをしたら、外国人観光客と思われたのか英語で話されてしまった(内容は分かったのでそのまま対応した)。

ビュッフェで取ってきたものいろいろ。洋朝食には牛乳派。
欲張りなのでフルーツもケーキも食べる。

 中央通り沿いの窓際の席に案内されたため、窓の外は完全に通勤風景だった。平日の朝、通勤する人々をよそに朝ごはん、というのはいいのだが、西新宿勤務ではないにせよ、新宿の通勤風景はさすがに日常すぎてテンションが下がる(笑)。

 あとはチェックアウトぎりぎりまで部屋におこもり。

ホテルショップで買ったバウムクーヘンとミニバーのコーヒー。

 例年ならチェックアウト後にあえての東京観光の予定を立てるのだが、今年はうっかりノープランになってしまったのでいそいそと帰宅した。いかんせん定期券圏内なので、11時にチェックアウトしたところでお昼には帰宅できてしまう。現実へ戻ってくるのが早すぎる……。

 結果として、予定していた非日常(現実逃避)とはちょっと違ったな、という感覚が残ってしまったが、部屋自体はよかった。しいて言うなら、東京のホテルが高すぎるのが悪い(帝国ホテルと東京ステーションホテルのドームサイドに泊まるの、20代のうちにやっておいてよかった!)。
 昔、母親が「同じ値段出すなら、安いホテルの高い部屋より高いホテルの安い部屋に泊まれ」と言っていたのはこういうことなのかもしれない。

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