ただいま、V系。

noteでは初めまして、みあるなと申します。

行ってきました、
「D×摩天楼オペラ 2MAN LIVE -麗しき闇夜の狂宴-」
@新宿BLAZE

実は、長らくV系から遠ざかっていたため、久しぶりの本格的なライブでした。

このライブ、自分にとってとても大きな意味合いがあり、かつ情報量が多すぎるので、少しずつ分けて投稿していけたらと思います。

まずは、約8年ぶりの摩天楼オペラとの再会wまでの道のりについて…

高校生の時にJanne Da Arcに出会って以来V系にハマり、社会人になってからは摩天楼オペラとゴールデンボンバーという両極端なバンドを初めとしてライブハウスに通いまくっていたのですが、いろいろ理由はあるもの2015年頃からV系から離れていました。

その後Anziが脱退し、さらにはエメまで摩天楼オペラを去らなくてはならなくなったことはもちろん知っていました。

自分の関心がその時期別のことに向いていたこと、出産して子育てが始まったタイミングだったことで表面的なショックは少なかったかもしれません。ただ、思ったのは「私のバンギャとしての青春は本当に終わったんだな」ということでした。 大好きなバンドのメンバーが2人もいなくなってしまったからには、もうV系に戻ることもないのだろうという気持ちになったことを覚えています。(今考えると、そう思うことでAnziとエメがいなくなった現実を見ないようにしていたのかなと思います。)

それから令和の始まりと共にJanne Da Arcが解散し、コロナ渦に入り、育休からの復職があり…とあっという間に月日が流れ2023年3月、妹からの「最近この人の動画にハマってるんだ」というLINEで私は突然、再びV系と遭遇することになります。

「0.1gの誤算」というV系バンドによって。 (誤算についてはまた書いていきたいと思います)

ボーカル・裕宇さんyoutubeチャンネルにあふれる懐かしいライブハウスの雰囲気、そして楽しそうなバンギャたち
…もう子供がいる自分は二度と戻ることはないだろうと思っていた世界がそこにはありました。

そして5月。気が付くと私は妹と共に子供を連れてライブハウスに立っていたのです…!

小学生以下(およびその保護者)限定のV系ライブ(周年イベントの一環)があるなんて、ふつうじゃ考えられないけど、長らくライブハウスから遠ざかっていた自分のリハビリwにはうってうけの機会でした。(もしこのイベントがなかったら、もう一度ライブハウスに行こうとまでは思わなかったかもしれない)

そして7月、誤算の黒服限定ライブにも参戦し、ライブってこんな感じだったなぁ、とだいぶ感覚を取り戻していた矢先、妹からまたもLINEが。

「摩天楼オペラとDのツーマンがあるけど行く?」

妹の知り合いが歴の長いオペラーさんで、妹を誘ってくれたとのこと。

摩天楼オペラのライブに、再び自分が…?!

迷いもあったのですが、それよりも強かったのは、来年3月で活動休止となるDのライブにもう一度行きたいと密かに思っていたこと。(自分がJanne Da Arcの次に友人に勧められて聴いたV系がDだった、ということもあり思い入れがあります)

もしDとのツーマンでなければ思い切らなかったかもしれません、でも年月が悲しみやショックを薄めてくれていたこともあり、「ぜひお願いします!」と返していました。

それから、「今の摩天楼オペラ」に追いつくべく、最新アルバムの「真実を知っていく物語」を聴き始めた私。

まず思ったのは、楽器陣の演奏がより複雑に、そして苑のボーカルが着実に進化を遂げている!ということでした。

私がライブハウスに通っていた2010年代前半の時点で既に実力派バンドとしてレベルの高さは相当だったと思うのですが、そこからさらにレベルを上げていることに、いかに真剣に音楽と向き合ってきたかが分かりその時点で感動してしまいました。

そして、若いメンバーであるドラムの響くん、ギターの優介さんの演奏が違和感なく、というかものすごいレベルの高さで摩天楼オペラの楽曲にとけ込んでいることにもさらに感動。 アルバムを聴き込むうちに、「ついに摩天楼オペラはAnziとエメが抜けたピースを埋めることができたのだな」と、優介さんの加入によってバンドとして新たな完成型にたどり着いたことをその一体感から感じ、正直なところすごくホッとしました。(ここでん?となっていたらやっぱり前のメンバーを思い出してしまうと思うので…)

子供が生まれてからの5年間、アルバムをまるまる通して聴くという行動からすら遠ざかっていたのですが、あまりにどの楽曲も素晴らしくて、気が付けば通勤電車の行き帰りで1曲目から順番にエンドレスリピートする日々。

最高の名盤だと思っていた「喝采と激情のグロリア」を、積み重ねてきたキャリア+頼もしすぎる若いメンバーたちの力が加わって超えていったのだな、と本当に嬉しくなりました。(響くんと優介さんについてはまた書きたいと思います)

そしてついに迎えた10月9日。とうとう摩天楼オペラ、そしてDという私にとって特別思い入れがある2バンドを同じステージで見られるという現実とは思えないライブが幕を開けたのでした…!

前半、摩天楼オペラのライブの様子は次回!

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