私が彼氏を好きになったのは、聞き上手だからではなく、話しやすかったから。

私の彼氏は聞き上手ではないと

初めてご飯に行った時にわかった。




聞いてほしかった質問をしてくれるわけではないし、

言葉通り受け取るし、察しが悪いと思った。



おしゃべりで、私のことなんておかまいなしに

自分の話を（楽しそうに）延々と10分くらいしていた。




でも、私が話始めると

必ず止まって聞いてくれた




もしかしたら、これは受け身にきこえるかもしれないが



なんでもかんでも私の言うことにただ頷いたり

否定や批判をしたりしないという意味ではない




私の話に対して自分の意見を伝えてくれるけど

こうしろああしろと説得するんじゃなくて、


まあ僕はこういう見方かなって、
違いを認めてくれた上で反応してくれた




でも、私の先入観や勘違いが悪い方向に自分をもっていきそうになっていたら

それを気づかせてくれて、信頼できた。






もう一年以上も付き合っているけれど

私は（生理中とか）たまに壁を作ってしまうときがある



話したくない憂鬱な気分で

むしろ泣きたいなーなんて思ってしまうとき



会社帰りに電話をするのが私たちの日課なのだが、そういう日は

「なんかやっぱり今日いつもと違かった、何かあった？」

と、もう一回電話をかけて確認してくれる




そういう二回目の電話とか、

何回も本当に大丈夫？って少し強引にでも聞いてくれるおかげで

私はもっと自分をオープンにできたりする










私が好きなのは



彼氏が私の話の論点がすごく理解できて要約できるとか

話の内容を全部覚えてくれているとかそういうことではなくて



壁を作らずいつでも僕に話していいよっていう雰囲気を出して

話した後、安心感に包ませてくれるところだ





そうやって受け止めてくれるから、

何かあったらいつもすぐに伝えたいと思った









話しかけたくなる人になることは、案外難しいことだと思う



頭がよくて経験が豊富な友人や年上の方は

周りにたくさんいるけれど

その人たちが話しかけやすいかといったら、そうでもない





些細なことでも話したくなる。話しやすい。そんな風に思わせてくれたところ、

実は尊敬もしている。





P.S.皆さんが話をしやすい場所ってどこかありますか？
私は公園のベンチとか自転車で２人乗りしているときがなぜか好きです。