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2024 今年の目標と期待(その3):自称「xR /メタバースエバンジェリスト」として

過去2回はVirtual musicianとしての抱負というよりも期待を書いてきましたが、最後の3回目は自称xR /メタバースエバンジェリストとしての抱負を書いてみたいと思います。エバンジェリストという言葉は今では「技術的話題を分かりやすく説明する人」の意味で定着していますが、元々の意味は「伝導者」です。私としては技術面よりも、xR /メタバースの精神的、身体的、社会的な意義を説いていく、そのような意味で「xR /メタバースエバンジェリスト」という肩書きを名乗っていきたいと考えています。

実は、過去にこのNoteでもそのようなマガジンを書いていました。しかし、その後、そこに書いたことがちょっと古くなったり、自分でも考え方が少し変わったりしたので、今は非公開としています。唯一、それに関連した記事として今も見ることができるのは次の記事です。

ここでのキーワードは「複人」であり、それは哲学の分野でいうところの「実存」「実存主義」の考え方の流れを受けています。一言で言えば、今までは唯一無二の自分の身体に縛られていた人間が、今やアバターという形でもう一人の、さらに言えばもう二人、三人の身体を持つことができるようになった。そうであれば、そのような「複数の私」の時代にあった「実存主義」というものもあるはずだろう、というのがここでの趣旨です。そしてその方向へと人間を解放していくのが、VR技術であり、メタバースである、というのが私の基本的な考えです。しかし、そう思うなら、そう考えるなら、その考えをしっかりと発信していかなければなりません。それが私の言うところの「VR /メタバースエバンジェリスト」ですし、その発信の場として、このNoteという素晴らしい場があります。このマガジンも、今後そのような思考の場、哲学的思考の場、そしてそれが哲学的であるが故の実践の場へと転換していくかもしれません。


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