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7.最高のドライブミュージック『コード・アンド・メロディーズ』イックバル

基本的にインドア派なのですが、地方に住んでいることもあり、なにも予定がない休日に早起きできて、しかも天気が良かったりするとふらりとドライブに出かけたりします。

先日もそんな機会があったのですが、基本的に旧型のipad touch(車載専用にしている)からランダム再生で曲をかけているのですが、これを聞くとアガルのがインドネシアのシティポップグループ「イックバル」による今のところ恐らく最新のアルバム、2020年発売の『コード・アンド・メロディーズ』からの曲です。シティポップグループと紹介しましたが、それは「イックバル」のリーダーであるイックバル氏が(ややこしいですがバンドとしての「サンタナ」のリーダーがサンタナ氏であるようなものです)山下達郎氏を代表とする日本のシティポップに影響を受けたと公言しているからで、確かにデビュー時はその印象が強かったですが、このアルバムはかなりダンスミューミック、クラブミュージックの影響も見受けられます。本来であれば、アルバム発売後ワールドツアーをしたかったのでしょうが(それだけの実力はあります)残念ながらコロナ禍のため、それは実現できなかったようです。あたらめて次のアルバムでそれを実現してもらいたいバンドの一つです。

私事ですが、実はインドネシアには縁があり、過去に2回に分けて、通算で5年半ほど住んでいました。そのころから若い人たちには日本の音楽が人気だったのですが、そこからこのようなグループが出てきて、非常にうれしいと同時に、もはや日本は越えられたな、とも思います。そして超えられたこともまたうれしい限りです。

なお、日本発売版に限ってでしょうが、ボーナストラックも充実しているので「買い」です。新潟のアイドルグループリューティストに提供した名曲「無重力ファンタジア」のセルフカバーもいいですし、特に日本語曲であるラスト2曲、「Cloudless Night」と「Skyline」は必聴です!


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