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福利厚生、充実してます!ってなに?

こんにちは、ファイナンシャルプランナーの真凛です。
私は普段、会社員として働きながらFPとして活動しています。

突然ですが、家計を数式で表すと
収入ー支出=貯金 の式が成り立ちます。

そのため家計の改善というと方法は3つ
・収入を増やす
・支出を減らす
・貯金を運用に回して増減させる
となります。

今日はこの収入部分、とりわけ転職に関連した記事です。ちなみに転職の際のお金状況についてはこちらを。

よく年収アップを目指して転職をされる方がいらっしゃいます。転職の際、度々目にするのが当社は福利厚生が充実していますの文字。

これ、なんのことかわかります・・・?

自信のない方は読んでみてくださいね。

福利厚生というと何をイメージしますか?

福利厚生というと、様々なイメージをされる方が多いようです。
・会社の保有している保養所
・社内においているお菓子
・健康診断
・社会保険
など・・・

これらは全部福利厚生です。
ただしこの福利厚生、大きく2つにわけることができます。

法律で定められた福利厚生

まずは法律で決まっている福利厚生です。
社会保険・労災保険などが当てはまります。

これらは法律で決まっている話なので、こちらを整えているからといって福利厚生が充実 とはなかなか言わないかもしれませんね。

法律外の福利厚生

充実しているというと、法律以外の福利厚生を用意しているケースがあてはまりますね。方法は様々です。

たとえば
・住宅手当が出る
・401k(確定拠出年金制度)が使える

といった金銭に関するものもあれば

・保養所を使える
・社員食堂がある
・お菓子食べ放題

といった現物に関するものも多いようです。

福利厚生、そもそもどうして充実させる?

福利厚生が充実していると、いったい何がいいのでしょう?

最初に思いつくのは社員のモチベーションです。
働きやすい職場、自分でわざわざ手を出さない健康維持に気を配ってくれる職場であれば、自然と働くことに対してのモチベーションは向上していくでしょう。

また同じ観点から、他の条件がまったく同じ会社なら求人の際に有利になることも考えられます。

会社からすると経費にできる点もメリットの1つですよね。
従業員のモチベーションを増加させて、経費が増えるので税金は減る。
願ったり叶ったりです。

福利厚生より給料を重視したい

もちろんこのような考え方も出てきて当然でしょう。
福利厚生は、使用しないとメリットが受けられないものも多くあります。

たとえば社員食堂。割引があったとしても、そこでごはんを食べなければメリットにはなりません。育児休暇や介護休暇といった家庭に関わることは、結婚や家族といったワードに縁のある生活をしていないと制度を使えません。

福利厚生が充実をしている会社、一見メリットが多いようにも感じますが具体的になにが充実しているのかを確認して選択肢に入れた方がよさそうですね。

また会社として導入している立場なら、より一律に満足度をあげられるよう配慮したほうがいいのかもしれませんね。1度制度として導入したら廃止が難しいのも全社員が対象である福利厚生の特徴です。

あなたの新天地選びの1つとして参考になりましたら幸いです。


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