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お値段の話の地域性

こんにちは、ファイナンシャルプランナーの真凛です。
私は、会社員として働きながらFPとしても活動しています。

そんな私ですが
出身は愛知県です。
そして大学と新卒の就職で関西に住み
東京暮らしの時期を経て愛知県に帰ってまいりました。

今日はその三大都市圏でのお金の話についてです。

値段の話、しますか?

「ねぇ見て、このバッグ、いくらだと思う?」
「○○円で買ったんだよ」

こんな会話、しますか??

あくまで私の周りにいた人の話ですが・・・

関西の人は、安く買えたことを話題にしたい(人が多かった)
名古屋の人は、高く買ったことを話題にしたがる(人が多い)
東京の人は、値段の話をあまりしない

という傾向です。
いろいろ文献で調べると、なんとなく地域性が見えてきた気分になります。

関西圏の商売人気質

商売気質と言われる大阪ですが、昔から商人の町として栄えてきました。
値切り文化も関西ではよく知られているのではないでしょうか。

実際に値切っている側も
お客様が喜んでくれて、自分のところで大損をしなければよし
なんて声を聞いたりもします。

そんな関西ですから、安く買えたこと=嬉しいこと となるのも頷けます。

名古屋の見栄文化

名古屋でよく表現されるのが見栄っ張り、という言葉です。

最近は減ってきたものの、以前は結婚式も豪勢でした。
透明なトラックに嫁入り道具を積んで走ったり、結婚式でお色直し後の登場はゴンドラに乗って、なんてのもありました。

ただ名古屋に住む人が極端に所得が多いわけではないです。
ハレとケ、つまり使うところと節約するところのメリハリをしっかりつけているのが名古屋の気質でしょうか。

そのため大きなお金を使って買い物をしたとき、その自慢をしたくなるのも性なのかもしれませんね。

東京の人はお金の話をあまりしない?

実は私が1番住んでいた期間が短いのが東京です。
そのためか、お金についての深い話をあまりしない人が多かったのは、私の周りとの距離感に由来しているのかもしれません。

他の友人に聞くところによると
・私と同じように関東に住んでいる期間が一時的な人が多いから
・大人になって関東に出ていると人間関係が仕事に起因することが多い
などの理由を挙げている人が多かったです。

なんとなく地域性が出ているのかもしれませんね。

郷に入っては郷に従え?

私はこの言葉自体はそれほど好きではありません。
周りに合わせるのは面倒ですし、自分を貫いてもいいと思います。

ただ今回のお金の話は、少し頭にあってもいいかもしれませんね。

だって安く買えた話で盛り上がる関西で、名古屋出身の私が
このかばん、10万円もしたんだよっ♪

と話すのは、自慢にしか取れないでしょう。
東京で話したとしてもお金の話・・・?と訝しがられるかもしれません。

今回紹介した地域性がすべての地域で当てはまるわけではないと思います。
あなたの住むコミュニティではどんな様子か、改めて少し探ってみてもいいかもしれませんね。

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