子どものお金トラブル 身を守る方法
こんにちは、ファイナンシャルプランナーの真凛です。
私は普段、FPとして家計相談に乗ることが多くあります。
その中でよく耳にするのが、お子様とのお金の関わり方。
内容は多岐にわたり
・おこづかいの決め方
・周りの家庭との感覚が似ているかどうか
といった考え方やルールに関するものから
・子どもが金銭トラブルに遭わなくなる方法はあるか?
という心配ごとのケースもあります。
今日はその中でも心配ごとにあたる金銭トラブルについてです。
子どもと最低限決めておきたいルール
お子様がご年齢を重ねるにつれて、自分で決められるお金を持つケースが増えてくると思います。
おこづかいであったり、お年玉の貯金だったり出所は様々です。
おこづかいのルールは他の記事でも取り上げていて
こちらの記事では自分の裁量が大事と伝えています。
ただし自分の裁量が大きくなると気になるのがトラブル。
そこで決めておきたい絶対ルールは
トラブルが起きたら必ず報告連絡相談をすること。
でもそれって難しいですよね。
お子様にトラブルかどうかの線引きをさせるのは得策ではありません。
大切なのは
お子様同士でのお金のやり取りがあったら教えてね
と主旨が伝わっていることですね。
怒っていいの?悪いの??
お金のトラブルが起きたとき、怒るのはいいことでしょうか?
これはもちろん、各家庭、各お子様の様子にもよります。
トラブル=怒られるという認識は、報告してもらえないリスクがあります。
一方でお金の貸し借りやあげるもらう、奢る奢られるが友人関係の破綻を招く可能性はきっちりと伝えねばなりません。
難しいのは、相手方のご家庭と同じ価値観かどうかによってもお子様の立場が変わってしまうことですね。
なぜお子様同士のお金のやり取りがトラブルに繋がりやすいかを伝え、そのうえで大人が介在することの大切さが伝わるといいかもしれませんね。
セミナーなどでお金の大切さを学ぶことも大切
最近では学校でもお金について学んでいると思います。
一方でマネーセミナーの中にはお子様向けのものも多くあります。
そういったセミナーに参加してプロからお子様に、お金の大切さを教えてもらうのも手段の1つとしてはいいかもしれません。
・大人が参加できるセミナーならば一緒に参加する
・終わったら、内容を教えてもらって復習の機会を作る
といった工夫もいいかもしれませんね。
あなたやお子様とのお金の関わり方の参考になりましたら幸いです。
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