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【旅行記】東京から5時間の別天地 「津和地島」

2023年初頭、愛媛県松山市の「津和地島」に行ってきました。

そこは穏やかなときが流れる、まさに別天地。食事も美味しく、喧騒を忘れてのんびりと過ごすことができました。

本記事では、旅行記として津和地島で撮影した写真を交えて紹介します。

なお、島について詳しくは以下のページをご覧ください。

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三津浜港からフェリーに揺られること2時間、津和地島に到着します。

それでは、散歩していきましょう。

※町並みこそ、その美しさに感動したのですが、島民の方々のプライバシーに配慮して本記事では掲載しません。ぜひ、ご自身で訪れてみてください。

鳥居が埋まっちゃってます。かがんでお参りしました。

わたしは島民の方とすれ違ったらあいさつをするようにしています。旅行者はよそ者ですので、お互いが気持ちよく過ごすための心がけです。

そうすると、ときどきお話が聞けるときもあり。それがとても楽しいのです。

学校。現在は廃校になっている様子。少し寂れて哀愁が漂っています。

ちなみに、島では食事を摂ることのできるところが殆どありません。そのため、宿の食事付きプランでないとごはん抜きになる可能性もあります。

わたしは夕食のみで予約してしまい冷や汗をかきましたが、幸いなことに旅館の前の商店さんがたまたま営業されていたので、事なきを得ました。

そこでカップ麺を買わせていただきましたが、そのときの、おかみさんとのたわいないやり取り。
ここにこそ、旅の醍醐味があると思っています。しかも、みかんを2つも頂きました。もちろん津和地島でとれたものです。

「ケース使って構わんけん、海見て食べていき」

おかみさんからお酒のケースをお借りし、テーブルにしてずずっとカップ麺をすすりました。

外で食べるカップ麺、どうしてこんなに美味しいんだろう。

みかんを剥いていると、猫たちがこちらを見ていることに気づきます。あげられなくてごめんね。
質素ながら、海を見ながらの食事は格別でした。

ふとした晴れ間が……

段々畑のみかん。
津和地島は新玉ねぎが有名ですが、古くから柑橘類の栽培も盛んです。
わたしが頂いたのも、ここのみかんでしょうか。

高台に登ると、眼前には島に立ち並ぶ民家と瀬戸内海が一望できます。
この見える範囲に島の人口の多くが住まわれているそうです。

夜は亀川旅館に宿泊しました。

※食事は一例です

ここで舌鼓を打ったことは言うまでもありません。

特に、愛媛の鯛は絶品です。
プリッとした食感をしており、噛むたびに味が染み出してくるよう。

玉ねぎ収穫プランを予約していたので、翌日は農家のおばあちゃんと収穫体験をしました。
鎌の使い方を聞きつつ、そんなに頂いていいの?というくらい、数kgにもなる袋いっぱいの玉ねぎを持ち帰りました。

持ち帰った玉ねぎを職場の同期に配ったところ、大変喜んでくれたのを覚えています。

※本来は日陰で干すのがよいです

「津和地の新玉ねぎは甘いけん、生のままサラダにしても美味い」

と、おばあちゃんが言っていましたが、実際に調理すると果たしてとても美味しい!

誇張ではなく、こんなに美味しい玉ねぎは始めて食べました。それまでは少し苦手だったのですが、完全に克服してしまったほど。

津和地島の新玉ねぎは、それくらい、衝撃でした。

おわりに

わたしが津和地島を訪れたときは、土日にも関わらず観光客は殆どおらず、穏やかな時間が流れていました。

すわ帰ろうとなったとき、帰りのフェリー乗り場は、時間も相まって、なんだか別れの侘しさを強めているようでした。

松山に働きに行っているお父さんがフェリーに乗るのを見送る家族。
おじいちゃん、おばあちゃんに会いに来た孫も、それに続きます。

思わず郷愁を誘われ、わたしも「島に行ってきたよ」と家族に連絡しました。

今でもとても好きな島です。興味を持たれた方は、ぜひ訪れてみてください。


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