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詩や詩のようなものを、まとめてみました。

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自然が大好き 人も大好き 感じることをそのまま詩にたくしたり、 応援したい人のことを想像しながら詩を書いたり 時には心から絞り出すように、時には自然を感じながら流れるように、 普…
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2023年8月の記事一覧

『地球と空と海と山とわたしと』

境目のない景色に憧れて… 山と空の際にある木霊混じりの静かなもの 海と空の間の湿り気のあ…

A-VOCE
9か月前
48

『こころに刻むおもひ(一つ)』

風に乗って届けられる 今は青臭い草原のような香り 草刈りを終えたばかりの河川敷 この河は…

A-VOCE
10か月前
44

『キラキラと輝く太陽』

川面に映るキラキラと輝く太陽 どこまでも追いかけてくる もう付いてこないでって言っても …

A-VOCE
10か月前
57

『不思議な伝え人の言い伝え』

悪い夢でも見ているのだろうか 何度も繰り返される 指と指の間から漏れ出ていく 無色で音も…

A-VOCE
10か月前
51

『山間の中にある細やかなもの』

山間の街には静かな時間が流れている 比較的お年を召された方々が多く暮らす ガツンとくる暑…

A-VOCE
10か月前
55

『笑顔で守れる世界がやってくる』

人それぞれに扱い易い武器がある 人それぞれに身に付け易い防具もある 修錬を積んで使いこな…

A-VOCE
10か月前
48

「今日という新しい日とともに」

メガネを新調した。 新しいメガネに慣れるまで、時間がかかりそうだが、 左右をキョロキョロ、頭を上下にガシガシ揺さぶって、 新しいものに対して、愛着と敬意を示してみた。 それと同時に、髪も染めてみた。 一つ新しくすると、あれもこれもしたくなってしまう。 昔から、一向に変わっていない性格の一つ。 燃費が悪いのか、効率重視なのか、よくわからない。 天気は変わりやすく、昨日今日と急な雨降りだったが、 連続で上手く避けられることができた。 これを運が良いというのか、

『記憶の片隅に佇む』

変わる前の記憶飛んでしまって 拙い記憶の緒を手繰り寄せる 鮮明に思い出せなくて歯痒く 半…

A-VOCE
10か月前
34

『ちぐはぐに見えてしまう』

白鳥はとても大きな白鳥だった 水鳥は水鳥らしく魚を食べていた 道路脇に転がる軍手片方だけ…

A-VOCE
10か月前
35

『人間味ってなに味なのか』

急に雨が降り 久しぶりに着たスーツがずぶ濡れ 中まで沁みて気持ち悪い 中から湧き出てくる…

A-VOCE
10か月前
45

『なんにも無いからいいのか』

残り僅かな日中を楽しむ 日陰を探して歩を進めて 人気の少ない場所へ移動 瞬きした瞬間光が…

A-VOCE
10か月前
41

『ずっと庶民の味方でいて欲しい』

一粒で二度美味しい 一度に食べちゃったのに テラスではなく座卓で食す 庶民の味方、君の名…

A-VOCE
10か月前
42

『その日がやって来るまで』

下を見ると乾涸びた無数の蚯蚓 足して背中合わせに蝉も多々鎮座 右を見ると野球少年の元気な…

A-VOCE
10か月前
40

『小さな塒と安らぎと残愛』

樹に穴が開いていて所々に窪みもある 穴や窪みの中で暮らす者たち 主に虫や昆虫や小動物たち 卵から幼虫へと子から親へと 皆やがては育って出ていく 穴や窪みは平穏な状態なのだろうか 鳥が突き雨水に晒されて色も形も変わる 穴と窪みの差に人間だけ気付き 暮らしている者たちにはわからず 色も形も変わっていく穴や窪みを塒に 何とか危険を回避して生活を営む 成長して巣立っていくその日まで 窪みには窪みの良さがある 穴には穴の良さがある 果たしてどちらが良いのだろ