食は生!!!
泣きたい時、傷ついた時、寂しい時は
とにかく美味しいご飯を食べなさい。
小野寺史宜さんの「とにもかくにもごはん」という小説がある。
内容はあるきっかけで子ども食堂を始める女性が様々な理由で、
生きづらさを感じる人々へ美味しいご飯を提供する。
そこには、沢山の人の優しさが詰まっていて
小さな明日への光が感じられる、という物語だ。
最近の私は精神的に参っており3日体調不良が続いた。
そんな私だが、今日は母と出掛けた。
そのお昼ご飯にオムライスかうどんか丼物何にしようかと聞かれ、
あっさり「オムライス」と答えた。
そうして地下の昭和レトロな雰囲気のオムライスのお店へ。
私はとりあえず「エビオムライス」を注文した。
13分ほどして、
目の前に注文した形の整った綺麗にケチャップのかかったオムライスがやってきた。
ひとくち食べて、程よい温かさとケチャップのかかり具合の良さからこれは美味しいと思った。
そうやって食べ進めていくうちに最後のひとくちとなった。
だが、最後のひとくちもまだ温かかったのだ。私はいつの間にか元気になっていた。
なぜなら、その店員さんは皆優しそうな顔で注文を承り、オムライスを作っていたから。
その優しさがオムライスを通して私の心に響いたのだろう。
先程紹介した小説の内容と同じような体験だった。
もし、私の大切な人がもの思いに沈んでいるのなら私は次に貴方にこの本をプレゼントしよう。
そうして、人は繋がっていく。
貴方にこの本をプレゼントして貴方にも良い出来事が訪れて欲しい。
私はそんな願いを込めて、自分の最高にお気に入りの本はその本のオーラに似合う人に届けよう。
そんな貴方を救うことが出来る心温かい1冊になって欲しい。
もう一度言う。
辛い時こそ美味しいご飯を。
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