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帯分数(2023/01/05の日記)

習ったけど、急に使わなくなったものの代表が帯分数だと思う。

小学校の3年生のあたりで「1と3分の2」という数が、「3分の5」という数に変わってしまった。特に理由はわからないのだけど、気がつけば帯分数ではない分数(仮分数)に慣れてしまった。

中学校・高校の計算で帯分数は見たことがないように思う。


散歩をしていたら、ふと、「自分の年齢を正確に言うには分数の力が必要なのではないか」ということに気がついた。たとえば、20歳とaか月(a=自然数)であれば、「20と12分のa歳」と表現できる。

日数まで把握している人であれば、さらに面白く、たとえば27歳と138日mpひとであれば、「27と365分の138歳」と表現できるのである。仮分数なら計算は面倒だけれども、帯分数なら年齢の部分はそのまま使えて、計算の必要がない。


こんなことで使わなくても、対分数の活躍の場面はあるだろう。しかし、成長するにつれ計算に登場しなくなるところから察するに、その活躍の場面はなかなかないのかもしれない。


僕の354が明日365になる。そんなことを考えると、明日は帯分数から離れられる貴重な一日なのだろう。

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