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Atlassianのアジャイルガイドが良いらしいので読んでみる

”アジャイル”


その言葉が意味することが、いまいち分からずここまで来てしまいました。

部分的にリリースしてアップデートしていくやり方?
毎日スタンドアップをする(これがスクラム?)
やり方は柔軟に変えていく(固定ルールがないのがアジャイル?)

こんなゆるいイメージしか持てていなかったので、開発と話すときに出てくる用語がちんぷんかんぷんでした…(^^;)
そんな折、社内でAtlassianのアジャイルガイドが良いとお薦めいただいたのでこの機会に読んでみることにしました。

エンジニアさんはJiraのボードを使っているため、Jiraの開発元であるAtlassianの考え方を理解するとJiraが分かる!というのが推し文句でした。

Webで誰でも読めます。


アジャイルとは
ものづくりにおける原理原則のこと
アジャイルマニュフェストは以下の通り

プロセスやツールよりも個人と対話を
包括的なドキュメントよりも動くソフトウェアを
契約交渉よりも顧客との協調を
計画に従うことよりも変化への対応を
価値とする。すなわち、左記のことがらに価値があることを認めながらも、私たちは右記のことがらにより価値をおく。

Atlassian website アジャイルソフトウェア開発宣言より

平たく言うと、もっとお客様の方を向いて開発しよう!ということだと理解しました。

アジャイルで使う言葉

スクラム
アジャイルを実践するためのプロジェクト管理フレームワークのこと。
人事、マーケティングなどにも幅広く応用可能。

超手書きメモ

スプリント
スクラムチームが一定量の作業を完了させる際の、短く区切られた期間。

ストーリー、エピック、イニシアチブ(Jiraで分からなかった用語)

  • ストーリー(Story)は「ユーザーストーリー」とも呼ばれ、要件またはリクエストをエンドユーザーの観点から簡潔にまとめたものです。(自分の理解は1つの要求定義のイメージ)ストーリーは企画にとっても重要なので、後ほど補足します。

  • エピック(Epic)は、より小さなストーリーに分割できる、まとまった作業です。作業をリリース可能な単位に分割にするためによく使われます。(自分の理解はリリース可能な1つの施策、プロジェクトくらい)

  • イニシアチブ(Initiative)は、共通の目標達成のためのエピックの集合体です。(自分の理解はDX推進など、プロジェクトが複数集まった取り組みの理解)

参照元

分類についてはこのページを読むと良いです!


企画に直結するユーザーストーリー

エンジニアさんから「ユーザーストーリーベースでリリースしたいので、企画要件もその粒度で頼みたい」と言われ???となった経験があったので、しっかり読み込みました。

ユーザーストーリーは、ソフトウェアの機能をエンドユーザーの観点から、堅苦しくない一般的な言葉で説明するもの。ソフトウェアの機能が顧客にどのように価値を提供するかを示すことを目的とする。
また、アジャイルフレームワークの最小作業単位である。(ストーリーを 1 週間から 2 週間のスプリント内で終了する)

Atlassian websiteより抜粋

ユーザーストーリーは、チームが何を実現しようとしているのかだけでなく、その理由や背景も理解することが、プロセスを円滑に進めるうえで重要だそうです。なるほど。

ストーリーの書き方
「私が [ペルソナ] なら、[希望] を実行することで [目標] を達成したい」
>
要求定義とも言えそうです。

ストーリーの例

私が Max なら、友達を招待してこのサービスを一緒に受けられるようにしたい。
私が Sascha なら、仕事を整理して、上手に管理できていると思えるようになりたい。
私が管理者なら、部下たちの作業の進捗を把握できるようにして、成功や失敗についてより適切に報告できるようになりたい。

https://www.atlassian.com/ja/agile/project-management/user-stories

機能をストーリーごとに括る、ストーリーごとにリリースする、というアジャイル思考の進め方は、いきなりサービス全体を作って大きくリリースしようとするこれまでの開発と異なる部分なので、意識して企画を進めていきたいです。 (それでも1回の企画に詰め込みがちになってしまいますが… ^^;)

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