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人が満たされることに対する嫉妬心

今日の帰りのお集まり。
まぁちゃんと人が集まるようにはなりました。

「今日はのすけに不満があります!」

ヨシタケシンスケの本かな?と思うくらいそのまんま言われました。

「なんで小さい子ばっかり甘やかすと!」

お話聞くところ、私たちと遊ばないで
保育園帰りに寄ってくれる3歳児たちにばっかり
甘えさせて私たちとは遊んでくれん!

ということをめちゃくちゃ鬼の形相で怒って言ってきたわけです。

遊んでた時に3歳児組がやってきたので
おかえりー!って抱っこしたわけです。
まぁそこは「私たちと遊んでたのに!」ってなるのも
分かる気がするし、ごめんなさい。と。

ただ、それ以外も自分たちが誘ってたわけでも一緒に遊んでたわけでもないのに、
「ほら!また小さい子ばっかり!!」
と言ってきていたので、
それは違うのでは、、?と伝えてみました。

少し話変わると、集まりの時に一年生たちは離れてさっていきました。
それをみて、「なんで一年生たちあそんどると!?うちたちは聞いとるのに!」

この二つの話ともそうなんですが、
「別に本人たちが損したり満たされてないこと」に対して言っているわけではなくて、
「他人が得をしていること」に対しての嫉妬なんです。

これ一年生たちにもたまにあって
「〇〇ちゃんだけずるい」もよく言います。
「じゃあ自分もしてって言えばいいやん。それも言ってないのに言わんで。」
と返すのですが、そういうわけでもなさそうで。

自分が一緒に遊びたいと思うなら、誘えばよくて、
でも、誰と遊ぶかはのすけが決めることで
怒ってなんとかしようとするのは違う。

そして、君たちの目的は「私たちに構ってくれなくて嫌だった、とのすけに伝えること」であって、
そのために怒るって叫んで伝えることがいちばんだとはのすけは思わない。

「大人がガミガミ怒ってくる時にどうおもう?」
「別にどうも思わん。頭の中でうた歌って聞いてないもん」
「じゃあ、怒るのは良くないのかもね。のすけも同じように聞きたくないと思っちゃうかもしれない。嫌だったと思うことも、伝えようとすることも間違いじゃない。でも、伝えかたって大事だよ。」

泣きそうになりながらずっと訴える姿をみてると
ちょっと寂しい思いさせちゃってたかなと思わされ、
がんばって伝える姿が愛おしく思えました。
きちんと伝えてくれてありがとう。

素直に甘えたくても甘えられないよね。
一年生たちばっかりぎゅーされてるもんね。
大好きだよってずっと言ってたつもりだったけど、
想いを届けるってそんなに簡単じゃないよね。

のすけはきっと君たちが思ってる1億倍くらい好きなんだけどね。

ちょっとだけ真面目に難しいお話をしてみたけれど
何か少しでも届いてたらいいな。

うっかり?口を滑らせて
「私たちも甘やかしてよ!」って激おこで言ってたのが
なんだか可愛かったでございます。

好意を伝えるって、
こっちも向いて欲しいって
このぐらいのお年頃が一番難しいよね。

なんだかんだきちんとのすけにも意見を言える関係性であったことが確認できて一安心したのすけでした。

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