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オリジナル特撮の企画書をつくる〜対象・目標〜

◾️さらに企画書を進める

前回までで、タイトル、概要、目的を決めました。どんどん続きをつくっていきます。今回は対象と目標ですね。

◾️対象

主にどんな人に作品を観てもらいたいからですね。ビジネスなんかだとペルソナっていうのを決めるそうです。商品を特に買ってもらいたい人を具体的に想定したのがペルソナです。それによって、届けたい人にあわせた商品づくりや広報などができます。


対象(少し広く設定)
10代〜30代
不思議な世界観が好きな人
科学が好きな人
ノスタルジックな情景が好きな人
特撮が好きな人

ペルソナ(より具体的に設定)
年代:20代後半
性別:男性
趣味:オカルト、特撮
住所:東京都23区内
家族:一人暮らし
友人:交友関係が広いわけではないが3人程度特に仲の良い人がいる。
買物:コンビニもしくは大型ショッピング施設
SNS:Twitterが主
嗜好:
YouTube等で科学系のチャンネルやオカルト系のチャンネルをみるのが好き。
ドラマやマンガの考察が好き。
休みの日はYouTubeや映画を観る。
たまに旅行に行く。


こんな感じで立ててみました。本当は職業とか年収とかそういうのも書くと良いみたいです。ペルソナに関しては実は私もここまで具体的にする効果を実感したことはないのですが、マーケティングに有効なようです。

◾️目標

こちらは作品を通してどんな状態になると良いか目標を立てます。私としては、目的を果たせているかどうかを、数字で計れるようにするといった理解をしています。
目的は「未知の生物にまつわる謎によって知的好奇心を刺激し、謎を考察するワクワクを体験してもらう。」です。抽象的ですが、どんな状態になっていればこの目的を果たせているかを考えます。
この場合は、何人の人が作品に触れたか、その内の何人がワクワクできたか、ということが、数字で計るポイントになります。YouTubeで発信するのであれば再生数と高評価数で計れますね。また、別途アンケートを実施するのも良さそうです。


目標
・500人以上がいずれかの方法(YouTube、芸術祭、他イベント)で作品を鑑賞する。
・アンケート等の実施により鑑賞者の7割以上がワクワクを体験する。
・YouTubeチャンネル登録者が100人増加する。
・Twitterフォロワーが500人増加する。
・3件以上のメディアに紹介され、作品が拡散される。


このあたりであればある程度目的を果たせているかや波及具合を計ることができるかなと思います。状況に応じてさらなる目標設定をします。

◾️今後

これでタイトル、概要、目的、対象、目標が決まりました。次回は、登場人物、あらすじの項目を決めていきたいと思います。いよいよ中身に入ってきましたね。

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