「セイムタイムネクストイヤー」みたいな即興二人芝居やります。
「セイムタイムネクストイヤー」という名作二人芝居があります。
今日まで紀伊國屋ホールで朗読公演もやっていたみたいですね。
不倫をしている2人の男女が毎年同じ日に同じ場所で出会う約束をしている。 そんな2人の人生の変化、関係性の変化を描いていくお話です。
「毎年同じ日に同じ場所で出会う」と言う設定が非常に興味深く、即興による二人芝居との相性がいいなぁと感じ、インプロ仲間である、みくみんこと住吉美紅と「じゃあ実際にやってみよう!」と決めて公園を企画しました。
みくみんはインプロカンパニーPlatformと言うインプロチームの主催であり、コンセプトインプロと言う脚本と即興を掛け合わせたパフォーマンスを追求しています。現在はマーダーミステリー作家としても活躍しており、その緻密に寝られた脚本は、様々なジャンルの人から好評を得ています。
インプロのキャリアは大体同じ位で、過去に同じ講師のクラスを一緒に受講していた時期もあります。Platformの公演にも何度か出演した事はあり、彼女と作品を作った事は何度かあるのですが、2人でパフォーマンスをすると言うのはこれで2回目です(オンラインも入れたら3回目)
今回は「セイムタイムネクストイヤーのような作品を作る」と言う目的だったので、ぶっつけでやることはせずに、2人で一度稽古をしました。
その際に面白かったのは言葉遊びの数々です。僕はあまりセリフをバシバシしゃべることをインプロの中ではしないタイプなのですが、今回の作風に乗っ取ると、かなり自分の人生の事や相手との関係性のことに対して言語化します。そしてそれもなるべくリズムよく流暢に喋ることを心がけていると、自分では思ってもいないようなことが口から出てきたします。
それがとてもリスキーで楽しい。なおかつ彼女の頭の良さも光り「あーこの人はやっぱり脚本家なんだなぁ」と言うのを稽古していて感じることができました。
今回の講演は、住吉美紅と言うプレイヤーの良さが最も光るスタイルだと思っています。
稽古していて楽しそうな彼女の姿を見るのは、自分事のように嬉しく、僕もどんどん気持ちが乗っていって作品作りに没頭することができました。
本番は、不倫と言う設定は生かし、「どのような場所で2人は毎年出会うのか」をお客さんから聞きます。
一度しか行わないスペシャルな公演です。これを機にぜひ劇場までお越し下さい。
■日程
2023年3月22日(水) 19:30-20:45
※開場は19:15です。
■場所
Studio Available
※浅草橋駅から徒歩30秒
■料金
会場観覧:3500円
映像アーカイブ視聴:3000円
■予約
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