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ジギョウブ(くじらスタッフ日誌)

8:00からミーティングだったかわりに昼休みを2時間とる予定の日。自由。8:00からのミーティングはワークショップ事業部のこれからについてが議題で、お金をかせぐこと、オンラインとリアルのワークショップのそれぞれのこと、チームで仕事をすることなんかについて話す。話の流れで、研究所に入ってからこれまでの自分のことを振り返らせてもらったりした。

思えば、研究所に入って一年が経った。去年の七月には沖縄にいて、そのときは半分参加者、半分スタッフのような感じで、八月からスタッフになった。さいきん暑くなったので、よくそのころのことを思いだす。じぶんが一年おなじチームの中にいるのはめずらしい。たまたま同じ人と仕事を何回かすることはあっても、特定の雇用関係を長く保たせることが苦手で、すぐわたしのほうでピャッといなくなるか、逆に雇用側からクビになってしまう。それが一年保ったのは奇跡に近い。いや、奇跡というか、まったく100パーセント研究所の面々のおかげなのだけど、それはわたしの主観から見るとなおさら奇跡にしか見えない。

これを読むにあたってはわたしにおべんちゃらの機能が備わっていないことをわかっておいてもらいたい(だからクビになるのだ)。

といいながら、じぶんが「研究所」のメンバーであることははっきり認識していても、「ワークショップ事業部」のメンバーであることはほぼ認識していなかったので、きょう「事業部」ということばが出るたびに「ジギョウブ」と思っていた。


きのうは「言葉を歩く」という詩作と朗読のワークショップの朗読作品にコメントをつけ、きょうはライティング講座の言葉の作品にコメントをつけている。人の作品にコメントをつけるのはいくらやっても慣れず、ちょっとまごまごしてしまう。

「言葉を歩く」を一緒にやってくださっている大先輩ファシリテーターのゆりさんが同じ動画に対してつけたコメントが届き、反省が八割の嘆息がおきる。コメントの如何以前にまず見る能力が段違いだ……


ワークショップジギョウブはちいさなジギョウブなのでもっとお金をかせがなければ消し飛んでしまうし、それ以前にわたしはまだまだ学ぶべきことが大量にあって、なんとなく気が焦る……

しかし昼休みはきっちり二時間もらって、増えた分の一時間はまるまるお昼寝にあてた。

からだの問題とこころの問題とあたまの問題が全部ばらばらに迫ってくる……

(くじら)

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