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【羽地朝和】プレイバック・シアター実践リーダーシップ養成プロジェクト(第8期)募集にあたって

プレイバック・シアターと出会い30数年になります。人生の大半を共に歩んできました。プレイバック・シアターは一つのメソッドですが、そこには哲学と技法があり、リチュアルと呼ばれる枠組みがあります。リチュアルとは様式と言っていいでしょう。ルールや規則のような守るべきことではなく、演劇で舞台と観客が分かれているような、絵画に枠があるような、俳句が五七五の定型詩であるような、それがあるからこそ表現を自由にでき、創造性が生まれます。そしてリチュアルがあるから、語り手のストーリーの世界を深く歩み、戻ってくることができます。

クリニックでセラピーとしてプレイバック・シアターを長年実施し、千を超えるストーリーを聴かせてもらいました。多くが傷ついた体験であったり、絶望的な状況を生き抜いたストーリーでした。それらの壮絶な体験を安全にストーリーとして語り、分かち合い、治癒効果が生まれるのはリチュアルがあるからです。このリチュアルは頭で理解するものではありません。身に染み込ませるものです。

プレイバック・シアターは僕たちを世界中のいろいろなところに連れて行ってくれます。セラピー、エンターテイメント、教育、人材育成、国際交流といった様々な領域で実践をしてきました。ミャンマー、フィリピン、韓国では語り尽くせない経験をしました。世界中の誰もがストーリーの世界で生きています。ストーリーを分かち合うことで誰とでもつながることができます。「枠組みがあるからの汎用性」それがプレイバック・シアターの魅力でしょう。

このプレイバック・シアターを実践する力を身につけて、自分のプレイバック・シアターを生み出すのがLプロです。このトレーニングコースでは、僕が30数年間で磨いてきたエッセンスを凝縮して学んでいただきます。濃密なトレーニングとなるでしょう。プレイバック・シアターのコンダクティングのみならず、あらゆるワークショップや場づくりに応用できる力を身につけることができます。共に学ぶ仲間を募集いたします。

講師 羽地 朝和

Lプロの詳細、お申し込みはこちらから


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