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せんせいぶるー(うららスタッフ日誌)

今日も在宅勤務でございます。今さっき終わったオンライン夕礼で「じゃああと15分あるから日誌書けるね!」とにやりと笑いながら羽地さん(所長)がこちらを見て言われたので、気分転換も兼ね今日の日誌を書くことにします。

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例年なら4月に行われている秩父看護専門学校での『人間関係論 Ⅰ 』の授業が、コロナによる授業の自粛で3ヶ月も延期になり、7月初旬にようやく実施されることになった。この授業、本来は新1年生が2泊3日の合宿形式で行い、お互いを知り合っい、看護師にとって最も基本的なコミュニケーションの諸側面を体験的に学ぶもの。羽地さんはもう20年近くこの学校で人間関係論を担当されていて、歴代の社員が副講師として同行していた。昨年は高橋さん(先輩)が同行していたので、私はお二人のお話と秩父の激ウマお土産 古代羊羹を楽しみにしているだけで良かったのだが、今年は私に白羽の矢が立ち、”五味先生”として同行し、一部講義を受け持つことに。しかも合宿はできないので、2日間通いで体験学習と講義をすることになったのだ。

学生さんたちも6月まで自宅待機だったそうで、ようやく学校が再開されて嬉しいものの常にマスクかフェイスシールド着用なので、クラスメイトの名前と顔がまだまだ一致していないし、一度も話したことがない人が多数いる状態だった。
 でも講義の中で様々なグループワークを重ねていくうちに、徐々にみんながお互いを知り合い、打ち解けて笑い合ったりしている姿を見ていて、とても微笑ましかった。私も実は大学卒業後に俳優養成所に通ったクチなので、入学したばかりの時の世代間によるカルチャーショックやこれから始まる学生生活の楽しさを思い出したりして、なんだか元気をもらった。
希望に満ちたキラキラした若者たちよ!これから3年間仲間とともに切磋琢磨し、国家試験に向けてガンバってほしい。

若者たち〜なんて言い出すこと自体、自分の老いを認めているようでダサいが、実際にそうなのだからしょうがない。だって五味センセイは、みんなが提出してくれたレポートの採点を、今、必死でしているのだから!!!
3年生になったら『人間関係論Ⅱ』の講義があり、そこで成長した若者たちに再会できるそうなので、五味センセイは頑張った。2日間の通いの授業中に、なんとか全員の顔と名前を覚えたのだよ。エッヘン。
ただし、マスクを着用している顔しか分からないので、2年後にコロナが終息していて、晴れて裸眼ならぬ裸顔で会った時に名前が言えるかどうかは不明だ。

それにしても、体験学習から学んだレポートに評価をつけることのむずいこと!400字詰め原稿用紙ではなく、レポート用紙にびっしり字が書かれている。しかも3枚以上。誤字がすこぶる多いので、私としてはまずそれを逃さず直したくなってしまうのだけれど私が見なければいけないのはそんな瑣末な部分ではないのでそこは無視しつつ内容を追わないとなんですよね・・・。

真剣に書いてくれているから真剣に読む。今日は朝からずっとレポートを読み評価基準に照らして悩みながら採点していて、、、あっという間に時間が過ぎてもう部屋の中が暗くなりかけている。


ぜんぜん終わる気がしない。

あと2日ぐらいは先生ぶってレポートを読み続けます。

(結局書き始めたら1時間も日誌を書いていたうらら)

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