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第24回 「それはマッサージのおかげです」

今回は「マッサージ」についてお話ししたいと思います。

●マッサージとは

法律上の正式名称は「あん摩マツサージ指圧師
(一般的な読み名は『マッサージ師』)」である。
「あん摩マッサージ指圧師名簿」とは厚生労働省に備えられている国家資格者名簿で、医師でいうところの「医籍」に相当する(第3条の2)。
現在はその登録事務を財団法人東洋療法研修試験財団が行っている。
業としての内容はあん摩、マッサージ、指圧の各手技(なでる・押す・揉む・叩くあらゆる行為)を用いて人体の変調を改善する施術者である。基本的に器具は使用しない。器具を用いた施術を教えている専門学校もなく、養成所での教育内容を定める法律等でも器具を使う施術は想定していない。
あん摩マッサージ指圧師とともに、はり師、きゅう師の全ての国家資格を持つ者を、鍼灸マッサージ師もしくは三療師とも呼ぶ。これらは本来、別個の国家資格であり、独立開業が出来る。勤務する場合は病院や診療所の整形外科や理学療法科やリハビリテーション科である。Wikipediaより

まず、上記に記載されてるように「マッサージ」というのは国家資格を持つ専門知識を持ったものが施術をすることを言います。
そのことをしていただいた上で、お話を進めていきたいと思います。

●ランニングの増加

コロナウィルス感染拡大により、ランニングをされる方が増えています。
これはアスリートにも同じことが言えることで、練習やトレーニングの制限がかかる中、ランニングが三密を避けフィジカルを維持する手段の1つとしてチョイスされます。
これに関して悪いことではないのですが、気をつけて欲しいところが1点あります。

それは「ケアの不足」です。

普段の練習やトレーニング量に比べると、ランニングの強度はやや低いので「ケア」をおろそかにしまいがちです。
そして、今回の自粛でフィジカルのほか、メンタルにも気をつけなければなりません。

●フィジカルとメンタルケア

自粛により、フィジカルの維持を目的にランニングを取り入れてるアスリートは多いと思いますが、今回についてはメンタルもしっかりとケアをしてもらいたい。
アスリートのおいては
・試合ができるかの不安
・来季の不安
・家族の不安

様々不安を抱えながら、かつ再開が未定の状態で準備をしなくてはなりません。
その状態ではいいパフォーマンスはおろか、ケガのリスクが増加し兼ねません。
ですから、この時期はいつも以上にケアをしっかりとしてもらいたいです。

●先日の出来事

先日、10数年診ている選手がケアにきました。
(鍼灸マッサージ院は休業要請対象外施設になります)
緊急事態宣言後ジムの閉鎖によりランニング中心のトレーニングにシフトチェンジ。
毎日のランニングが日課となっていて、日々ペースを見ながら走っていたところ、自覚では疲れてないはずなのに、ペースが上がらない。。。
脚や腰の状態も悪くないのになぜかなと。
いつものように、マッサージをし鍼を打ち帰っていきました。
翌日彼から連絡がありました。

「ペースが突然アップした、マッサージのおかげか?」と

アプリをご丁寧に添付して来ましたが、10秒以上も上がってました。

マッサージのおかげでアップしたとは言いたくないらしく
(アスリートのあるある笑)

こちらが「マッサージのおかげだよ」というと

「そういうことにしておきます」だって笑

本人が感じてなくとも、身体は疲れています。
今回は特にメンタル面も含め疲労の蓄積がありますので、いつも以上にケアをするように心がけてください。
また、その際に色々と話をするようにしてください。
目に見えないストレスで悩み不安をかなり抱えています。
吐き出すことでメンタルケアにもつながりますので

★ぜひコミュニケーションを!

広崎 哲也/Tetsuya Hirosaki
鍼師・灸師・あんま・マッサージ・指圧師
明治大学柔道部トレーナー(2002)
NTT -G Fukuokaラグビー部トレーナー(2003〜2013)
日野RedDolphinsラグビー部トレーナー(2014〜2016)
SuperFormula トレーナー(2013〜)
ボディケアマネジメント講師
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